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はざまの万華鏡写真館 の商品レビュー

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8件のお客様レビュー

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2024/10/31

いろんな話が詰まった本。特に結婚詐欺師が結局亡霊から報いを受けて事故で亡くなったことはすごく心に残りました。やっぱりそうゆう犯罪を犯した。人には報いは当然と思う。

Posted byブクログ

2024/09/14

泣いた………。 あの、あの捨てられちゃった男の子の…あの、あれ……。 あのオチ抜きにしてももう泣ける…。 からのあの美しい女性と駆け落ちしたあの…あれも、いいね………。 早くも続編がありそうな終わり方でワクワクが止まらん。

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2024/06/26

1時間もあれば読めてしまうがあたたかな気持ちになれる一冊。今まで読んだ作品の中で1番好きな内容だった。リューが生まれる話や婚約者が申し分のない男性なのに結婚に躊躇いを感じる女性が写真に婚約者ではない行きつけのマスターが写っていて婚約を解消した話は何故??と思ったが元婚約者が写真館...

1時間もあれば読めてしまうがあたたかな気持ちになれる一冊。今まで読んだ作品の中で1番好きな内容だった。リューが生まれる話や婚約者が申し分のない男性なのに結婚に躊躇いを感じる女性が写真に婚約者ではない行きつけのマスターが写っていて婚約を解消した話は何故??と思ったが元婚約者が写真館を訪れた話で複数の女性の憎悪が写し出され彼女は両親に守られていたんだなと分かる。人間以外のお客様も写真館で撮ってもらい、代償に自分が大切、価値あるものを差し出すという、それぐらい同等の、持っている物以上の価値がある写真。日常においてもこの選択が今他のものを手放してでも得たいものなのか、貴重な時間をこれに費やしてもいいのか考えて生活していきたい。

Posted byブクログ

2024/04/17

大切な人に届ける写真、人生最後の記念撮影、未来や過去の自分、現実ではありえない瞬間…。客が「必要とする」1枚を撮ってくれる写真館。暖かさのなかにもチクっと刺さる毒があったりして、どのお話も面白かった。なかでも、リューが写真館の主になるまでのお話が好き。挿絵も綺麗でした。シリーズ化...

大切な人に届ける写真、人生最後の記念撮影、未来や過去の自分、現実ではありえない瞬間…。客が「必要とする」1枚を撮ってくれる写真館。暖かさのなかにもチクっと刺さる毒があったりして、どのお話も面白かった。なかでも、リューが写真館の主になるまでのお話が好き。挿絵も綺麗でした。シリーズ化すると良いなあ。

Posted byブクログ

2024/02/12

廣島玲子さんの新作! 差し込まれた挿画もカラーで綺麗。 必要とする写真を撮ってくれる不思議な写真館。 主が少年リューというのも雰囲気があっていい。 1話目があたたかな感じだったので、そういう雰囲気なのね、と思ったら、そうとばかりはいかないのが廣島玲子さん。 2話目のシャロくんは、...

廣島玲子さんの新作! 差し込まれた挿画もカラーで綺麗。 必要とする写真を撮ってくれる不思議な写真館。 主が少年リューというのも雰囲気があっていい。 1話目があたたかな感じだったので、そういう雰囲気なのね、と思ったら、そうとばかりはいかないのが廣島玲子さん。 2話目のシャロくんは、きっとそうだと思っていた。 こういう予想が当たるとなんだか嬉しい。 イン氏の話はまったく想像できなかった。 ああいうの大好き。 リューが写真館の主となる経緯が語られる最終話も美しい。ぜひともシリーズ化してほしい。

Posted byブクログ

2024/02/05

ノリにノッている廣嶋玲子さんの新しいシリーズ。 まだ一巻しか出ていないけど、きっとシリーズになるはず。 訪れた人の本当の姿、望んでいる姿を映してくれる写真館。廣嶋さんならではの優しさと暖かさと、少しの毒、闇が混在して、なんともいえない余韻を残してくれる。 早く続きが読みたい。

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2023/12/10

廣嶋玲子さんの作品は児童書なのかどうなのか分かりづらいものがあって,手に取るかどうか悩む時がある。この作品も角川つばさ文庫からの単行本なので児童書なのだろう。 しかし内容的には子どもが読んで面白いようには思えない。謎である。 あの世とこの世の間にあるらしい写真館では依頼者の本当...

廣嶋玲子さんの作品は児童書なのかどうなのか分かりづらいものがあって,手に取るかどうか悩む時がある。この作品も角川つばさ文庫からの単行本なので児童書なのだろう。 しかし内容的には子どもが読んで面白いようには思えない。謎である。 あの世とこの世の間にあるらしい写真館では依頼者の本当に取りたい写真を撮ってくれる代わりに依頼者の大事なものを差し出さなければいけない,と言う話。 「記念写真」 「連写」 「尋ね人」 「ポートレート」 「証明写真」 「カメラ」 「エピローグ」

Posted byブクログ

2023/11/25

4年から。写真館にであった人に、必要としているものの写真を撮るリュー。代わりに、ある大切なものをお代として頂いていく。最終章に大切な設定が書かれているので、次作が楽しみになる。魔石館シリーズよりもキャラクター寄りで、されど落ち着いたキャラクターは少し大人びた4年生からおすすめ。

Posted byブクログ