スッキリわかるJava入門 第4版 の商品レビュー
javaの入門書ベストセラーで、4回目の改訂版だそうです 新入社員の登場人物が2人でてきて、javaの研修を行うストーリー仕立てです ちょっとした辞書みたいな厚さですが、ゆっくり実況動画みたいなノリで長文を読ませてきます 載っているコードをすべて写経する進め方で、1週間〜2週間...
javaの入門書ベストセラーで、4回目の改訂版だそうです 新入社員の登場人物が2人でてきて、javaの研修を行うストーリー仕立てです ちょっとした辞書みたいな厚さですが、ゆっくり実況動画みたいなノリで長文を読ませてきます 載っているコードをすべて写経する進め方で、1週間〜2週間で読了しました 著者が1番書きたかったのは二部のオブジェクト指向だと思いました ここの説明で筆に自我があり、気持ちよさそうな様子でおかしいです 本書でjavaの基礎技術をすべて身につけれたかと問われればNoですが、知識にはなりました APIリファレンスの章などはザッと見ただけで章末問題はすべて解けませんでした 初学者はまず取り組む前に、付録のエラー解決虎の巻?を読むことオススメします 環境設定をはじめ、あらゆるエラーの説明が乗っています 下手にネット検索で半日潰すよりも、ここのページを読めばエラー解決の効率も良くなると思いました 出来るだけ時間をムダにせず学習してほしいという著者の気遣いが付録にあるので、目を通してあげてください この本で一番力を注がれているのは、オブジェクト指向の章です キャラクター達が影を潜め、著者の説明がズラッと数ページに及びます ナレーションが自我を持ちだしたような驚きがありました 1章で触れた基礎の操作技術は他書籍に譲ってもいいくらいの勢いでした まずオブジェクト指向は通読しただけでは理解は不可能、本書でもいいし他書籍をあたって時間をかけて身につけてください、と開きなおるような説明からスタートします 書かれている通り、インスタンスや継承あたりから理解が追いつきませんでした 著者的にはそれは当然のことで、オブジェクト指向に関しては挫折させないような注力しているのが伺えれました オブジェクト指向が分かりにくい考え方であると前置いて、絶対に理解させるという著者の鼻息をページ越しに感じました 私自身、オブジェクト指向の体系的な説明を学ぶのは、本書が始めてです 定義はソフトウェアを開発するときに用いる部品化の考え方で、ねらいは現実世界に出てくる登場人物を単位として捉え、それらの行動をコンピューター内の仮想世界で再現すること… といったような知識を、とりあえず丸暗記しています 大規模なプロジェクトの想像がつきませんが、人の手に負えないようなシチュエーションを避けるためのプログラミングと理解しています 私は本書でjavaの体系的な概要をザッと把握し、技術を身につける訓練代わりにprogateを問題集代わりに解いています 本書を手に取る前の予習で分からなかったprogateの講座が、サクサク読み進めれて成長が実感でき、気持ちがよいです また、理解が浅いところはprogateレベルでもしっかり間違えてしまうので反省にもなりました 次の実践編ですが、章末問題をソラで解ければ進んでいいのかな、と迷います どの程度を基準にステップアップすればいいかは書かれてないので、自信のない自己判断で決めることになります 2冊目に触れるのは数カ月後になりそうです
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