自分は死なないと思っているヒトへ 新装版 の商品レビュー
養老孟司先生の本。おもしろい。 知る、ということは自分が変わるということ。 知る、ということは危険なこと。(癌の告知の話より) 自分がコントロールできないもの、自分の意識や意志が通らないもの=自然 という考え方がとてもおもしろく、また共感した。 山とか森とか人の生死はもち...
養老孟司先生の本。おもしろい。 知る、ということは自分が変わるということ。 知る、ということは危険なこと。(癌の告知の話より) 自分がコントロールできないもの、自分の意識や意志が通らないもの=自然 という考え方がとてもおもしろく、また共感した。 山とか森とか人の生死はもちろん、コントロールできない予測不可能な行動をする「子供」や、部屋に現れるゴキブリ。 手入れされた里山は、そういう意味では自然とは少しちがう。 今の世の中は脳化、意識化、都市化している。自然を嫌い、自然をなくそうとしている。 少し難しい部分もありましたが、おもしろく読むことができました。また整理しながら再読しよう!
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長い春節休みに台北のCafeで読んだ。ここは都市だから心地よいのかなと思う。中国の無錫より秩序がある。冬に暖かいのも良い。人も親切。都市と自然について色々と教えてもらえた本でした。中国の田舎を歩いてみたくなった。台湾の田舎も歩いてみたい。どう感じるだろうか?
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本作は既出版のリメイクですが、今に通ずる内容が多く、養老先生の数あるエッセイの中では、読みやすくお薦めです!
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養老節炸裂! 自然との向き合い方 「手入れ」という考え 自分は一般の家庭に比べて 「死」が身近な環境で育った 大正時代辺りの作家を読んで しっくりくる感じがしたけど その理由のひとつとして 「死」が今より身近だった人達の 作品だからなんだなと気づいた
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