ロシアとは何か モンゴル・中国から歴史認識を問い直す の商品レビュー
タイトルと内容が違う。副題でそれをフォローしているが。タイトルを変えるべき。内容については新味なし。文章が下手すぎてすぐに頭にはいらない箇所が目立つ。
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図書館で借りた。 宮脇淳子先生の最新刊。ウクライナ侵攻を踏まえて、「そもそもロシアとはどういう国なのか?」を歴史から問い直す本だ。プーチン大統領が何を目指しているのか、何をもってあんな発言をしているんだろうか、という背景を歴史から知ることができる。 著者の夫であり師匠でもある岡田...
図書館で借りた。 宮脇淳子先生の最新刊。ウクライナ侵攻を踏まえて、「そもそもロシアとはどういう国なのか?」を歴史から問い直す本だ。プーチン大統領が何を目指しているのか、何をもってあんな発言をしているんだろうか、という背景を歴史から知ることができる。 著者の夫であり師匠でもある岡田英弘先生の「岡田史学」というものが本書の柱として存在する。それは、「世界史」はモンゴル帝国から始まった、という観点だ。それを読めば読むほど、納得できるし、なるほどと私は感じた。 本書を通じて私が学んだのは、歴史にはいろいろな側面がある、ということだ。プーチンや習近平の言うことは嘘である、という言い方もできるのは納得はするし一人の専門家の意見だが、「嘘ではない、それも歴史学の1ページだ」という専門家も居るんだろうな、と私は理解した。どっちに賛同するか、ではなく、「あくまで、そういう人もいる」として世界を、世界の理解を、広げていきたいと感じました。
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帯のコピーが「ロシアを紐解けば世界がわかる」ってなってるけど、正しくは「モンゴルを紐解けばロシアと中国がわかる」だと思った。 やはりロシアは歴史が浅いからか、大半モンゴルと中国のことで費やした印象。 中国もロシアも、かつてのモンゴル帝国を目指しているのだということがよくわかった。
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