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あなたに幸せを運ぶインナーチャイルドの愛し方 の商品レビュー

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2023/10/16

私も日々の生活で生きづらさを感じていたので、この本を読んでみたいと思いました。 著者は幼児期から両親の性格に悩んでおり、12歳でお父様を自死で亡くされた経験を持つ方でした。学生時代も辛い時期を過ごし、結婚・子育てでも悩むことが多い。『そりゃあ、心に沢山トラウマを抱えるよな』とい...

私も日々の生活で生きづらさを感じていたので、この本を読んでみたいと思いました。 著者は幼児期から両親の性格に悩んでおり、12歳でお父様を自死で亡くされた経験を持つ方でした。学生時代も辛い時期を過ごし、結婚・子育てでも悩むことが多い。『そりゃあ、心に沢山トラウマを抱えるよな』という第一印象を持ちました。 《内なる子供》とは抑圧され表に出さない深層心理のことかなと、想像しながら読んでみましたが、結局《内なる子供》という概念がなかなか理解できずに読み終えました。 自分の子供のころを考えてみると、先ずは父の病気が有ります。心臓が弱くて小学生の頃から入退院を繰り返しており51歳で亡くなりました。それを見ていたので、今でも自分も70歳まで生きられるのかなあという漠然とした不安が有ります。 次に一歳下の弟の事。弟とは子供の頃から反りが合わず、喧嘩ばかりしていました。弟は私より体格がいいので、しょっちゅう泣かされていました。 もし自分の中に《内なる子供》がいるなら、小学生の頃の自分でしょうか?本書を読んで、その頃の自分を救ってやりたい気持ちを持つことは出来ました。 最後に、スピリチュアルな言葉が多く出てくるので、そういう宗教的なものに抵抗がある人には向いていない本だと思います。私も昔から「神様」とか「無償の愛」に猜疑心を持っていたので、余計に読みずらいと感じたのかも。逆に、宗教を信仰している人やスピリチュアルな経験をした人にはスッと頭に入るかもしれません。

Posted byブクログ