こう考えると、うまくいく。~脳化社会の歩き方~ の商品レビュー
人間は『人工身体』と『自然身体』の2つのからだを持っている。 『ああすれば、こうなる』だけになった現代社会。 上記2つの講演録を読み、我が身を考えると、なるほど!と感じる点がある。 産まれて間もない子供は自然に近い存在で、ああすれば、こうなるの法則は成り立たない。 現代の子育...
人間は『人工身体』と『自然身体』の2つのからだを持っている。 『ああすれば、こうなる』だけになった現代社会。 上記2つの講演録を読み、我が身を考えると、なるほど!と感じる点がある。 産まれて間もない子供は自然に近い存在で、ああすれば、こうなるの法則は成り立たない。 現代の子育ては、核家族でワンオペである場合もある。本の中で、都市化された世の中では、(自然は排除される。)という話がある。子育ての煩わしさの根底にはその現実があるのではないかと感じた。勿論、全ての人が煩わしく思っているとは思わないが、人工(脳)であればあるほど、それが如実に現れているように思う。
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いいお話だった。人間が頭の中で作り出した世界を人工の脳化社会と呼んで、自然の身体とはわけて考えていた。わかりやすい。田舎の自然が残っている不便なところに住んで、コンピューターの中の世界で生きるというのが、これからの情報化社会での在り方なのではないかというところは、自分の子どもにも...
いいお話だった。人間が頭の中で作り出した世界を人工の脳化社会と呼んで、自然の身体とはわけて考えていた。わかりやすい。田舎の自然が残っている不便なところに住んで、コンピューターの中の世界で生きるというのが、これからの情報化社会での在り方なのではないかというところは、自分の子どもにも伝えたいと思って、妙に納得した。
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