スーパースターを唄って。(1) の商品レビュー
最初絵が独特で敬遠しそうだなと思いながら読み進め、気づけば休む間もなく30話まできました。ダークな雰囲気と雪人の才能の開花についてが気になりすぎる。今後も追っていきたい。
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事前になんの情報も入れずに読んだら、作画の可愛さと内容のギャップにたまげた。 なかなかの内容だけれど、淡々と進んでいく感じが読みやすい。 最後の数ページに心を掴まれた。
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すごく強いメッセージ性。作者の熱がそのまま伝わる。きっと好き嫌いはあるだろう、けど音楽もわからない自分にも強く刺さるこの物語にとんでもなくやられてしまったみたいだ。
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終わり方がカッコよすぎる。 どれだけ著名人じゃなくたって、 その人のスーパースターになれる事は本当に凄い事だし、それを伝えたり残したりするのも本当に凄い。 詩や歌は、誰かが誰かを想うの伝記なのかも
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2024.01.02 へらへらしている雪人の へらへらしてない生き方に メイジの可愛くない台詞から感じる とびきりの思いに 17歳が中学生をガキと言い放つ世界に もう目が離せなくて 小学校の同級生が、高校で進路決めてるとき 秤の使い方を教わってた俺は、たぶん理系やわ とかにもうやられてしまって ヒリヒリして鷲掴みで 新年早々新刊買いに走った HIPHOPは全然分かんないけど リリーがこの世界を嫌いにならなくて済む雪人のリリックを自分は受け取りたいでも受け取れる?と思ったり とりあえず掻き乱されている
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渡辺志保さんが帯でコメント、社会の底辺に散り積もったビートとリリック、というのを読んで、本屋で偶然見つけた本作品即購入。 ビートとリリックによくなりうるなというくらいのどん底が、ひしひしと、涙目と薄ら笑いを繰り返す主人公雪人の表情から伝わりそれは目を背けたくなるくらいのどん底で、...
渡辺志保さんが帯でコメント、社会の底辺に散り積もったビートとリリック、というのを読んで、本屋で偶然見つけた本作品即購入。 ビートとリリックによくなりうるなというくらいのどん底が、ひしひしと、涙目と薄ら笑いを繰り返す主人公雪人の表情から伝わりそれは目を背けたくなるくらいのどん底で、今の大阪でこんなん、、、、?!て思うけどそれが現実なんだろう。 部屋、ライブハウス、街、細かい描写がとてもリアルでそこからもひしひしとなんか電気ショックのようなビリビリ感がある。 アメリカのシアトルで撮影された子供たちをよろしくという映画でも思ったが、ストリートチルドレンやそれに近い子らは、誰と一緒にいるかが命に関わる大事なこと。雪人はかなりやばいところに足突っ込んでるが同居人のドレッドロックスのおっさんと、ビートメーカーのメイジaka nervous rat が一緒にいるから、辛い物語を読み進んでいけそうだ。 ヒップホップ、ラップを消費していく自分らと根源的な魂の唄であるそれとの狭間でいつも立ち止まってしまうから、この雪人とメイジと、まだ全貌見えないが魅力的な故人である桜子の物語を追いかけながらいろんな答えやいろんな模索を発見できたらと思う。力作、というかなんかすごい迫力。 ガチの大阪弁なんで、ゆっくり読まないとわからんとこもある。 2冊目期待。
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絶対に読んで欲しいからネタバレに近い野暮な事は書かない。 これはヒップホップを題材にした漫画である。ここだけ聞くと普段ヒップホップに馴染みのない人は取っ付きにくく感じるかもしれないが、たとえヒップホップを聞いたことがなかろうとそれはさして問題ではない。なぜならばこれはヒップホップ...
絶対に読んで欲しいからネタバレに近い野暮な事は書かない。 これはヒップホップを題材にした漫画である。ここだけ聞くと普段ヒップホップに馴染みのない人は取っ付きにくく感じるかもしれないが、たとえヒップホップを聞いたことがなかろうとそれはさして問題ではない。なぜならばこれはヒップホップ漫画ではないからだ。ヒップホップはあくまでも表現方法、これは主人公「大路雪人」の物語なのだ。生きにくい令和の世を生きる若者たちの人間賛歌だ。 作者の薄場圭先生にとって、デビュー作となる?今作。1巻のラスト1話から感じるとんでもない胆力たるや。すごい、すごい構成だ! 鳥嶋 和彦a.k.a.ドクターマシリトが連載漫画における第一話の重要性を説いているが、今作の1話は痺れる完成度だ。品のないただ泣かせにくるような演出 では無く、自然と涙が流れた。 すごい、すごい。本当に知り合い全員読んで欲しい。
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べつの作品を買うために入ったヴィレッジヴァンガードにて購入。最初は帯に惹かれて手に取ったけれど、キャラクターが音楽に救われているという点、人間ドラマという点にもどうしようもなく購買欲をそそられた。いつもは入らないお店でのこういう運命的な出会いのことがすきだ。 読了後、息が苦しくな...
べつの作品を買うために入ったヴィレッジヴァンガードにて購入。最初は帯に惹かれて手に取ったけれど、キャラクターが音楽に救われているという点、人間ドラマという点にもどうしようもなく購買欲をそそられた。いつもは入らないお店でのこういう運命的な出会いのことがすきだ。 読了後、息が苦しくなった。私のしらないどす黒い世界が当たり前に描かれていて、救いなど何処にあるか分からなかった。ほぼ救い(息継ぎ)を求めてページを捲っていた気がする。やっぱり救いは少なかったけれど、人生ってそういうもの。雪人のど真ん中にはいつも桜子がいて、正義もちゃんと持っている。そしてメイジも音楽もあった。最後のページ、雪人の次に描かれたひとの涙があまりにも、よかった。私もライブハウスで人目も憚らず馬鹿みたいに毎度毎度涙を流すから。雪人の人生は私の人生のほぼすべてが違うし"人生ってそういうもの"なんかで片付けられないものだろうけど、わたしは雪人の音楽が好きだ。きっと。今日、この作品に出会えてよかった。
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