雑に作る の商品レビュー
タイトルの通り、「あまり気構えずにパッションの赴くままに色々作ろうぜ!」という内容。 技術的な内容はあまりなく、図画工作レベルと言った印象。 ただ、「とにかくまずは作ってみよう!」という姿勢を学ぶことが出来るのは良い。 夏休み前の子供に読ませるのもいいかもしれない。 ある程度技...
タイトルの通り、「あまり気構えずにパッションの赴くままに色々作ろうぜ!」という内容。 技術的な内容はあまりなく、図画工作レベルと言った印象。 ただ、「とにかくまずは作ってみよう!」という姿勢を学ぶことが出来るのは良い。 夏休み前の子供に読ませるのもいいかもしれない。 ある程度技術を持っているならメンタリティのみ参考にして後は斜め読みで十分。
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雑に作ることについてのエッセイ集かと思って手に取ったら、実際に雑に作るための極意が詰め込まれていた。雑に作ってもOKな雰囲気を作ってくれた御三方の功績は大きい。
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電子工作を雑に作ることのメリット提言とノウハウ集が盛りだくさん ラズパイをいじり始めたものの、アイデアへつなげる坂や壁を感じていたところに、この本を見つけた。 冒頭でも触れられているが、「一般の電子工作入門書を買った後の2冊目として」というのも言い得ていた。 載っている装置の...
電子工作を雑に作ることのメリット提言とノウハウ集が盛りだくさん ラズパイをいじり始めたものの、アイデアへつなげる坂や壁を感じていたところに、この本を見つけた。 冒頭でも触れられているが、「一般の電子工作入門書を買った後の2冊目として」というのも言い得ていた。 載っている装置の写真は、映え要素ゼロで、正直見るに堪えないと感じることもある。 しかし、制作を早く・完了まで・数をこなすというスタンスを体現していて、そこに共感した。 少しズレるが、私は理論や形から入りがちで、反面実行やスピードが遅く、楽しいこともそのまま尻すぼみになることがよくある。 この本は、趣味さえそんなんじゃつまらんだろう?好きにどんどんやろうぜ?と言ってもらったようで、それが星プラス1となった。 早速買ったパーツと塩ビて、まずは7歳2歳の息子が遊ぶおもちゃをつくろう。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
だいーぶ前にオライリーフェアで、「プロダクトマネージャーのしごと」、「UXデザインの法則」と合わせて買った本の1つ。ようやく読み終わった。 そして思ってた本と違った。 思ってたのは、雑に作った作品を「こんなに雑に作りました。でもおもろいやろ」という紹介本だったが、実際には「お前らも雑に作るのだ。こうやったら雑に作れるんだ」というハウトゥー本だった。 なので、前半…というか結構な分量がサーボモーターやタッチセンサー、マイコンボードやArduinoをどう雑に使うかなどの話で、作ること自体は興味なくはないけど雑工作したくて読み始めたわけじゃなかったので、うーん、という顔で読んでた。 更に、読んでるとこの人たちはほんまに工作好きなんだなという思いが伝わり、且つ好きこそものの上手なれを体現していて、日々「趣味したいなー」と言いつつなにもしてない自分が勝手にダメージを受けてしまう。 でも、コードを書くなんて難しいから初められない!ってなっちゃうところ、まずはとにかくサンプルコードの数値をいじるだけで、とにかくモノが動くのを見て学ぶとか、思い立ったらすぐやるとか、インプットよりもアウトプットが大事とか、工作に限らず、なんか人生に必要な色々が書かれていることに気づき始めると楽しく読めた。 特に、ギャル電さんのテキストがめっちゃギャルでめっちゃ良き。シミュレーションをシュミレーションって書いちゃってるやつ、普段見るとプチイラッとしちゃうのだが、今回はむしろらしいと思ってしまった。これはギャルに失礼だとは思うけども。 というか、ギャルのポジティブシンキングと、雑に作るという方法のシナジーがすごすぎて、もはや工作うんぬんではなく人生訓を学ぶ良書と化している。もうなんでもいいからギャル電さんの書いた文章が読みたい。 と思ったら本書の最後にちゃんとギャル電さんと、共著者の藤原さんがそれぞれ同タイミングで出した本を紹介していた。買うか… 本のタイトルが「雑に作る」にも関わらず、その雑作品を実際に展示するときは「「雑」はひみつにする」、つまり「ここまで磨き上げたあなたの作品そのものはとっくに雑の域を超えているはずだ。」とエモいことを言ってくれる。 多分自分は雑にも真面目にも作らないとは思うけど、趣味を同じマインドでやっていきたいと思う。良い本だった。 最後に「雑に作る」を体現したヘボコン紹介の章もあり、そこで切ない写真で説明される「ヘボ子」が良すぎたのでネットで記事を探してみたら、なんとか見つかったし動画もあって満足した。 https://dailyportalz.jp/kiji/150410193200
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オライリーの「Arduinoをはじめよう」の次に読む本としてとてもよかった。 電子工作初心者が上記の本を読んでも、その次に何をしよう、というのがインプットが少なすぎて思いつかないことが多いと思う。 この本は、初心者が安全に電子工作を行うために気をつけるべきこと(コンセントの電源(...
オライリーの「Arduinoをはじめよう」の次に読む本としてとてもよかった。 電子工作初心者が上記の本を読んでも、その次に何をしよう、というのがインプットが少なすぎて思いつかないことが多いと思う。 この本は、初心者が安全に電子工作を行うために気をつけるべきこと(コンセントの電源(100V電源)を使わない、回路をいじるときには電池、電源を外す、裸の充電池を使わない)や、まず持っておくといいツールなど、非常に具体的に記載されていて、読むことで少し安心して電子工作に向き合えそうだ。 また、著者の三名の方が載せられている作例も、簡単そうなものも載っていて、真似して作ってみるのに良いと思った。 個人的には、叩くと光るタンバリンが簡単そうかつおもしろそうでぜひ作ってみたかったのだが、なぜか関西の100均ではタンバリンが軒並み売り切れていてる。 ハードル低く雑にいろいろ作ってみたいなと思ったときに良い本だと思う。 この本の「雑」精神をみならって、いろいろチャレンジしてみたい。
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【電子工作に限らず何か自分の作品を出したいと考えている人全ての「心持ち」を緩めて、背中を押してくれる本】 藤原麻里奈さんのTwitterが好きで、タイトルに惹かれて読みました。 ギャル電さんの気さくに声をかけてくれているような文体、藤原さんの可愛らしい完成予想図のイラスト、石川...
【電子工作に限らず何か自分の作品を出したいと考えている人全ての「心持ち」を緩めて、背中を押してくれる本】 藤原麻里奈さんのTwitterが好きで、タイトルに惹かれて読みました。 ギャル電さんの気さくに声をかけてくれているような文体、藤原さんの可愛らしい完成予想図のイラスト、石川さんのはんだでキーボードを溶かした話… お3方の作品を見るだけでも楽しいですし、 ものづくりをしてる人あるあるの「作りたいものがない」という悩みや、アイデアや気晴らしの方法も載っていて面白かったです。
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作品の完成度よりも数を重視して、作りたいものをじゃんじゃん作っていこう、という趣旨の電子工作啓蒙書? 近頃はあらゆる場面でちゃんとしてることが要求される。雑だと責められたりする。しかしそれでは作品制作のモチベーションが上がらない。作りたいものを一生懸命作ろう。結果として雑になっ...
作品の完成度よりも数を重視して、作りたいものをじゃんじゃん作っていこう、という趣旨の電子工作啓蒙書? 近頃はあらゆる場面でちゃんとしてることが要求される。雑だと責められたりする。しかしそれでは作品制作のモチベーションが上がらない。作りたいものを一生懸命作ろう。結果として雑になっていいじゃないか。 ということでまったく異存はない。個人的には、10年近く前にArduinoを少しいじったが、それっきりになっている。巻末の対談でも触れられているが、作りたいものがない。作りたい欲求もない。アート心がない。役に立つとか金になるとかが優先になってしまう。子供の頃はそうじゃなかった。まったくつまらない人間になったものだ。
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どうも、電気工学修士卒ですが電子工作に全く興味が無い(ていうか電気に興味が無い)ワタクシです。 研究室でFPGAなんてものを使って波形作っていたけど、なんかよく分からんかったなぁ~という思い出。 本書では、そんな「電子工学なんてやったことねぇよ!」という人たちを対象として...
どうも、電気工学修士卒ですが電子工作に全く興味が無い(ていうか電気に興味が無い)ワタクシです。 研究室でFPGAなんてものを使って波形作っていたけど、なんかよく分からんかったなぁ~という思い出。 本書では、そんな「電子工学なんてやったことねぇよ!」という人たちを対象としている。 醤油を垂らしたら、さらに垂らしてくるロボットや、 リステリンを注いだら砂糖も入れてくるロボットなど、 そんなロボットに意味はあるのか(ない!)というモノばかり紹介されている。 まずはやってみる。 作ってから考える。 今や電子工作も、入口のとっかかりのハードルは低い。 で、本書を読んで何か作ってみようと思った? 。。。特にないです。
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気負わず「雑」な感じで作る電子工作の入門書。とはいってもテクニカルな話はあまりなく心構え的な内容。 電子工作の入門書はいっぱいあるけど、特にラズパイやArduinoを使用するようなものは本の通りにやればとりあえずLED光らせたりセンサーからデータ読んだりはできるけど、そこから応用...
気負わず「雑」な感じで作る電子工作の入門書。とはいってもテクニカルな話はあまりなく心構え的な内容。 電子工作の入門書はいっぱいあるけど、特にラズパイやArduinoを使用するようなものは本の通りにやればとりあえずLED光らせたりセンサーからデータ読んだりはできるけど、そこから応用していくにはという部分が欠けてるようなものが多いので、その手の入門書を読んだ次に読むのにちょうど良い感じだろうか。 いにしえの丹羽信夫の「低レベルソフトウェア研究所」の電子工作版といった感じか。
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書店で見かけて,題名にも惹かれて購入. まず1ページ目最初から,途中で飽きて投げ出すことが工作あるあると書いてあって,うん,そう!ってなった.ざっくり,とにかく先人の知恵を活かしつつ手を動かしてみよう,そんな印象を受けて,まさにそのとおりだと思った.とりあえず動くものを作る,ア...
書店で見かけて,題名にも惹かれて購入. まず1ページ目最初から,途中で飽きて投げ出すことが工作あるあると書いてあって,うん,そう!ってなった.ざっくり,とにかく先人の知恵を活かしつつ手を動かしてみよう,そんな印象を受けて,まさにそのとおりだと思った.とりあえず動くものを作る,アジャイル開発はじめの一歩みたいな. SNSで有名な方々とは思うが,特に,「電子」な内容は知らないところから始めていたとのこと! 気に留まったところは以下のとおり: 1. 金属があれば,CapacitiveSensorライブラリーで静電タッチセンサー工作ができる! 2. Arduinoには互換機がたくさんあるが,一度は純正品を購入したほうがよい 3. Svg2ShenzhenというSVG→KiCadツールがある 4. 新しい技術を覚えるのはいいことだが,それ以上に手を動かしてアウトプットすることもいいこと 5. ヘボコン記事で紹介されている尿路結石ちゃん,おもしろい
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