HSPのためのハッピーアドバイス の商品レビュー

明橋大二(著者)

2024/06/11

HSPである私にとって、この本に書かれている内容はとてもためになるものだった。
そもそも、HSPとは何か、どのような特徴があるのか、どのようにすれば状況が改善するのかについて、非常にわかりやすく書かれていた。

以下は本書で非常に印象に残ったフレーズ
・HSPはマイナス面を顕微鏡でみてしまう
実体験を振り返ってみても、確かにマイナス面に焦点を当てすぎてしまっていたように感じる。

・HSPは自分の意見を言うのが苦手
コミュニケーションは双方向から行われるべきであるのに、私は、自分が我慢すればいいだろうと思い、本当は言いたい意見を言わずに心のうちに秘めていることがあった。良かれと思ってやっていたことだが、特に非HSPの人にとっては、意見は言わないと伝わらない。今後は、必要な意見はできるだけ伝えるようにしたいと思う。

・HSPは人とのコミュニケーションにおいて、境界を意識すると良い。
幸せな関係を維持するため、苦しい関係を改善していくために、必要不可欠なのが「境界線」
境界線とは、他人と自分を区別するラインのことであり、他人が、許可なく自分の領域に入ることは許されないし、自分が、他人の領域に入ることも許されない。
人間関係、責任などについて、境界をひき、それを守ることは自分を大切にすることであり、引いては相手を大切にすることでもある。