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諸葛亮(上) の商品レビュー

3.7

15件のお客様レビュー

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2024/02/03

宮城谷版「諸葛亮」。 この人の書く文章は、妙に説明臭くて以前からあまり好きじゃなったんだけど、「諸葛亮」好きとしては読まぬばならぬと思い、思い切って購入。 今までの三国志、演技とも違う部分があり、よく調べて書いてある印象。脇道への逸れ方も昔程鼻につか...

宮城谷版「諸葛亮」。 この人の書く文章は、妙に説明臭くて以前からあまり好きじゃなったんだけど、「諸葛亮」好きとしては読まぬばならぬと思い、思い切って購入。 今までの三国志、演技とも違う部分があり、よく調べて書いてある印象。脇道への逸れ方も昔程鼻につかない。

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2024/01/30

下巻を先に読んじゃったんだけど,上巻の前2/3が読み易いのは・・・~郡丞の父の元で次男に生まれた亮は,実母が死に実父が死んで,叔父に引き取られ,叔父が袁術によって豫章郡太守に任じられて同行し,大過なく1年を過ごして野に下り,荊州に非難して,荒野を開いて殖産で財を築き,亮を塾に通わ...

下巻を先に読んじゃったんだけど,上巻の前2/3が読み易いのは・・・~郡丞の父の元で次男に生まれた亮は,実母が死に実父が死んで,叔父に引き取られ,叔父が袁術によって豫章郡太守に任じられて同行し,大過なく1年を過ごして野に下り,荊州に非難して,荒野を開いて殖産で財を築き,亮を塾に通わせて,生涯の友と名士との知己を得た。曹操と対立していた劉備が荊州に流れてきて,再三の招聘で劉備に仕え,呉の孫権と連携することを提案して受け入れられ,赤壁の戦いで曹操が退いた後,益州を本拠として天下平定を提言する~想像で書いた(フィクション)からだね。三顧の礼以降は史書に記されているから迂闊なことは書けないのだ

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2024/01/14

諸葛亮孔明の一生を描く。 まず、少年期から始まるが、母が早くに亡くなり、次いで父親が死んだ後、叔父の諸葛玄とともに東へ西へとさすらい、荊州で腰を落ち着け、隆中へ。その後に荊州動乱、劉表の死後の混乱期に劉備に三顧の礼で出廬する。 その後の益州の動乱も始まり、その対応が下巻の始まり。...

諸葛亮孔明の一生を描く。 まず、少年期から始まるが、母が早くに亡くなり、次いで父親が死んだ後、叔父の諸葛玄とともに東へ西へとさすらい、荊州で腰を落ち着け、隆中へ。その後に荊州動乱、劉表の死後の混乱期に劉備に三顧の礼で出廬する。 その後の益州の動乱も始まり、その対応が下巻の始まり。 さて。 今まで三国志を読んできていて孔明の活躍は知っていたが、どちらかというと公明はスーパーマンみたいな働きをしていたがこちらではそこまではまだない。 周りの人物から上げられている感じで本人は意外と冷めているのが本編の孔明だな。 だから思ったほどの感動はない。

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2023/12/07

若い頃三国志を読んだ。劉備玄徳の生涯と策士である諸葛孔明さらにここでも登場する多くの登場人物達、本書はその諸葛亮の生涯が宮城谷氏独特の語り口で語られる。各章は切れ目なく語られる。亮の青年時代が出て来て面白い!三国志を読んでいるからこそ面白いのかも知れない!

Posted byブクログ

2023/12/02

群雄割拠な感じはなく、この時代が舞台の小説にしては淡々としている。上巻は導入感が半端ないので下巻に期待。

Posted byブクログ