首 の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
Filmarks:3.7 映画.com:3.3 allcinema:6.2 U-NEXT:3.5 [2023年日本映画、U-NEXT鑑賞] 首がポンポン飛ぶリアルな戦国時代の姿とおふざけコメディのミックス。史実や表現制約など関係ないね、という北野ワールド全開。ついていけない部分もあるが興味深い。
Posted by
映画の原作だそうで、映画も見ていないが、北野武というネームバリューで読んでみた。 戦国時代を史実はそれなりに曲げてないが、北野流の露悪的登場人物が、言葉使いは現代風な言い回しで、何ともついていけなかった。
Posted by
映画「首」のノベライズとしての感想。 映画が概ね"誰でも何者でもない"ことからの脱却を目指す茂助を中心に、満遍なく思惑陰謀を図る各人の視点に切り替わる汚い群像劇だったのに対し、こちらは茂助たちを率いる抜け忍の"使い走り講談師"新左衛門と秀吉...
映画「首」のノベライズとしての感想。 映画が概ね"誰でも何者でもない"ことからの脱却を目指す茂助を中心に、満遍なく思惑陰謀を図る各人の視点に切り替わる汚い群像劇だったのに対し、こちらは茂助たちを率いる抜け忍の"使い走り講談師"新左衛門と秀吉陣営に絞った視点。 とりわけ後者は暴君である主・信長に成り替わる新たな暴君になることを、多少の日本史に触れていれば感じ取れるめちゃくちゃな人格破綻者としての描写が強い。 また、本作が(映画のノベライズとはいえ)歴史小説の体を為しながらも他の作品とは一線を画す点として、人々の行動を地の文で書くにあたりカタカナ英語を平気で用いている点がある。 これもまた映画本編とは別のアプローチとして、形・格式・作法や名誉に拘泥る武家社会を秀吉が文字通り足蹴にしたそれに殉じている(歴史小説でありながら何もかもを日本語あるいは古語にて表すること)のではないか、そう私は解釈する。 エンターテインメントここにあり。
Posted by
映画みたあとに読了。(小説が先だと、映画観てガッカリするパターンに嵌るため回避した。ガッカリ理由のほとんどは2時間に収めるための大幅カットなのだが。)素人目線だが、ビートたけしは、秀吉を自分で演じるつもりがなくこれを書いた気がする。ちょっと格好良すぎる。(なので映画ではコミカルに...
映画みたあとに読了。(小説が先だと、映画観てガッカリするパターンに嵌るため回避した。ガッカリ理由のほとんどは2時間に収めるための大幅カットなのだが。)素人目線だが、ビートたけしは、秀吉を自分で演じるつもりがなくこれを書いた気がする。ちょっと格好良すぎる。(なので映画ではコミカルにしたか。)主題よりもグロテスクさが際立つ映画の、台本としてはこんな感じね。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
秀吉の側近、元甲賀忍者の芸人 曾呂利新左衛門 農民の茂助が秀吉の足軽。首を取った瀕死の仲間を殺して首を奪う。それを見ていた曾呂利とチビとデカブツ。仲間になる。 信長が後継を嫡男にする手紙を曾呂利が見つけて 秀吉に見せる。信長は秀吉、光秀、家康の殺害を計画。秀吉は光秀に家康殺しを頼む。家康殺す為に鷹狩り。武田の残党にやらせる。秀吉は曾呂利に家康を守らせる。 秀吉は中国攻めをするが裏で和義をすすめる 光秀は家康殺害の機会を探すが曾呂利が邪魔する 光秀は信長に謀反した村重を匿っている。村重を殺さずに捕まえたの曾呂利。秀吉はそれを知っている。光秀は村重の提案、信長殺害を決める。 本能寺に向かう前に村重を箱詰めにして崖に落とす。 光秀が信長を討ったことを知る秀吉は毛利との和義を進めて光秀を討つために岡山から姫路に大群を移動。家康の居場所は曾呂利が秀吉に報告 信長に謀反の疑いをかけられないように仮病で宴席を欠席。堺に移動。 曾呂利達は光秀の首を取りに行くが農民達に囲まれた。茂助が光秀の首を取ったが農民に首をはねられる。首の損傷が激しくて、茂助の光秀の首の見分けがつかない。チビとデカブツも行方不明 秀吉の計画を曾呂利は桃太郎の鬼退治に例える 鬼退治の後、犬が桃太郎を殺す。その犬を猿が殺す。キジと猿も仲が悪い。
Posted by
映画が面白かったので原作のほうも読んでみた。この物語を映像化するにあたって、こういう流れだったのがこう変わったのか、みたいな感じの比べる楽しさがありました。厳かな切腹の儀に大して浴びせられるヤジのようなセリフ、何回味わっても笑ってしまう。
Posted by
実際もこうだったかもしれないが、戦国時代のハードな内容で読後感はあまり良くない。映画は観たことがないので、鑑賞し、答え合わせをしたい。
Posted by
情報がやはり重要。現代においては情報を操作することは必要ないと思うが情報量はものを言いそう。そこから思考考察を時間かけて行う?
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
2023/12/1 読了 基本的には曽呂利新左衛門と難波茂助の動きに沿ったストーリー。本能寺の変前後の戦国大名たちの生き様が活写される。従来の定形的な描き方ではなく、秀吉はじめみんなワルで戦国を彷彿とさせる荒々しさ。
Posted by
映画を撮るために書いたんだな〜という感じ。 噺から始まるのは面白いと思ったけど、内容は目新しいこともなくいまいち。 ただただ戦の血飛沫と首が転がる様を撮りたかったんだな、という感じ。 表紙デザインはかっこいい。
Posted by
- 1
- 2