高学歴難民 の商品レビュー
職業柄、学歴に直結する大学とその中で難民となった方々の事例はまとめて読めるという点を含めよいケーススタディとなった。 受験合格がゴールでないことが如実にわかる一冊。
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ただの事例紹介のタレ流し本。アカデミックな考察もないので窮状を訴えても全く説得力がない。全く読まなくてもいい本。
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博士課程難民 法曹難民 海外留学帰国難民 学歴がない人の学歴コンプレックスより、高学歴難民の高学歴コンプレックスのほうが重症。 アカデミックハラスメントも実態は酷い。そのうち表ざたになるのではないか。 意外なところに高学歴難民がいる。
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「事例集」としては秀逸。 どうすれば「高学歴難民化」を社会として防げるか、いったん「高学歴難民化」した者を救えるか、という観点からの続編を期待したい。
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事例ばっかり。この背景や資質は、自分でかんかえなさい、って事。 もっと高学歴者からの脱落する真の意図を描かなきゃ「本」ではないね
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衝撃的な事例が並べたてられて、ついつい次々読み進めるうちに、唐突に終わり。 なんなんだこの本はーーーーというのが読了直後の率直な感想。 タイトルは、いいんだよね、うん、なんか課題ありそう、だから、手に取りました。なのに。 このタイトルで、私はどんな中身を期待してたのかな? おそらく、分析とかを期待して、全然期待通りじゃないーーーと思ったのかな、、、、 、、、客観的に、どうこうとか、特にありません。一人称で、淡々と高学歴難民のことが書かれています。 でも、一呼吸おいて、このひと(著者)面白いかも、と思いました。 「研究は、大学機関に所属しなければできないことではありません。◯◯研究所といった会社を設立して研究する人々もおり、就職先がないのであれば、自ら作るしかありません。(中略)重要性が認識されず、軽視されている研究分野も多々あるでしょう。誰かが光を当ててくれるのを待つのではなく、まず、その研究をしているあなたが、研究の意義を社会に訴えてください。寄付が集まるかもしれません。あなたの価値を、あなた自身で社会にアピールし続けてください。SNS 、YouTube……方法はたくさんあるはずです。「どうせおまえたちなんかに俺の価値はわからないだろう……」と社会に背を向けている人を、誰が助けたいと思うでしょうか。(後略)」(P186) 著者自身が、「民間企業が募集している研究助成に応募し、国内外の加害者家族の調査を行い、本も何冊か出版してきた」(P186)そうです。 表紙裏には、「2008年大学院在学中、日本で初めて犯罪加害者家族を対象とした支援組織を設立」と書かれていて、その支援を通して「犯罪者の中にも高学歴の人々が存在する事実に衝撃を受け高学歴難民の実態を追い続けてきました。(P12)」という方です。 だからといって、高学歴難民にあなたの研究で身を立てろというメッセージは、うーん、伝わらないと思う(苦笑)。 そもそも、研究を極めたいとか、その研究で社会に役立ちたいとか考えて、結果的に高学歴難民になる人はとても少ないように思う。 でも、この方(筆者)は、とても素直にこのメッセージを込めてこの本を書いたんだな、と思うので、私はその気概を称賛したい、と思いました。
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たくさんの事例紹介が 酷い順に並んでいて、 読み始めは窮状にぞっとしました。 酷い半生が続々と紹介されています。 後半にはうまく立ち直って生活を立てた 事例が出てくるので、ほっとしました。 この本では、分析や解説はありません。 日本にこういう事実があるから 知ってほしい、まずは...
たくさんの事例紹介が 酷い順に並んでいて、 読み始めは窮状にぞっとしました。 酷い半生が続々と紹介されています。 後半にはうまく立ち直って生活を立てた 事例が出てくるので、ほっとしました。 この本では、分析や解説はありません。 日本にこういう事実があるから 知ってほしい、まずはそこだけに 専念した本でした。
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移動中で他に読むものがなかったのだけど、全くの時間の無駄だった。 結構学歴はあるのにその後の人生がうまくいかず、風俗や特殊詐欺出し子になった人たちの独白調の語りが次々と書かれる。 学位をとっても大学にポストがないワーキングプアとか発達障害とか、なにか洞察めいたものは全くない。本として、学歴コンプレックスのある人がシャーデンフロイデを感じるぐらいしか役に立たないんじゃないだろうか。 文章もちょっとプロとは言い難いレベルで残念
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特異な事例ばかり並べ立ててなにが伝えたいか分からない。高学歴にコンプレックスがあって、彼らが痛い目を見ていると気持ちいい人向けに作られた本という印象。
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末は博士か大臣か…難民?! オイラ自身は何とか逃げ切れるかな、ってところまで来たけど、子どもこれから受験生…いろいろツラい。知っとくに越したことないけど。
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