1,800円以上の注文で送料無料

ねこまがたけ の商品レビュー

3

5件のお客様レビュー

  1. 5つ

    0

  2. 4つ

    0

  3. 3つ

    4

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2024/07/11

猫の民話風の絵本ですね。 作家は、加門七海さん(東京生まれ)作家、絵本作家、エッセイスト。 絵は、五十嵐大介さん、漫画家、絵本作家。 編集は、東雅夫さん(神奈川県生まれ)文芸評論家。  絵本なんですけど、かなりまがまがしい、子どもさんが読むには怖すぎる絵本です。  猫が山に籠って...

猫の民話風の絵本ですね。 作家は、加門七海さん(東京生まれ)作家、絵本作家、エッセイスト。 絵は、五十嵐大介さん、漫画家、絵本作家。 編集は、東雅夫さん(神奈川県生まれ)文芸評論家。  絵本なんですけど、かなりまがまがしい、子どもさんが読むには怖すぎる絵本です。  猫が山に籠って修行をするというストーリーで、日本の民話風にアレンジした物語。  絵も、小さなお子さんには、ちょっと無理かな? かなりおどろおどろしています。中盤からユーモアも加味されてきますが、表紙もスタートも怖さを煽っていますから、大人でもゾッとします。  最後は普通の猫でハッピーエンドになっていますが、絵本で表現する芸術作品を狙ったのかな?  言ってみれば、怪奇民話風絵本ですね。

Posted byブクログ

2024/01/22

なにを指せばいいんだろ。 民謡…歌舞伎…いや違うな… なんかこう日本の抑揚をつけて唄う唄?みたいな話し方が出来たらきっとこの本もっと面白く読み聞かせできた気がする…!!

Posted byブクログ

2024/01/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

猫が修行するという猫魔ヶ岳や根子岳は聞いたことがあったけれど、まさか我が県にも化け猫修行の山があったとは!戸隠連峰と御嶽山という身近な地名に思わず興奮w いつものんびりしてる猫たちが、化けたり、踊ったり、武術や忍術に励む修行の様子はワクワクしてしまう。 化け猫ということで前半恐々聞いていた8歳の息子。茶トラちゃんが自分を探して待つ飼い主さんの声に気づいたところで「あれ?これハッピーエンドなんじゃない?」と急に態度が軟化w 人間の世界とはまた別の世界を見ているようなラストの猫のミステリアスさにまた惹かれる。

Posted byブクログ

2023/12/12

見返しの地図に、実在の山が幾つか挙げられています。猫が集まって、「ばける」「おどる」「ぶじゅつとにんじゅつ」を修める山が! 人間に化けるだけでなく、猫の重機、おお、猫モビルスーツまで!  でも、飼い主が自分を探していると、その思いをキャッチして帰宅する、というのが泣かせますね。そ...

見返しの地図に、実在の山が幾つか挙げられています。猫が集まって、「ばける」「おどる」「ぶじゅつとにんじゅつ」を修める山が! 人間に化けるだけでなく、猫の重機、おお、猫モビルスーツまで!  でも、飼い主が自分を探していると、その思いをキャッチして帰宅する、というのが泣かせますね。そういえば昔、迷子の犬や猫が戻るおまじないとして、「立ち別れ…」の和歌が紹介されていたのを思い出しました。

Posted byブクログ

2023/12/11

フォロワーさんのレビューでこの絵本を知りました。 ありがとうございます。 やまにはねこのくにがある。 そこで しゅぎょうするために、ねこは ときどき すがたをかくす。 ーもう亡くなってしまったけれど、昔飼っていた猫がいなくなってしまった事があったんです。 事故にあったの...

フォロワーさんのレビューでこの絵本を知りました。 ありがとうございます。 やまにはねこのくにがある。 そこで しゅぎょうするために、ねこは ときどき すがたをかくす。 ーもう亡くなってしまったけれど、昔飼っていた猫がいなくなってしまった事があったんです。 事故にあったのか、それとも…と最悪な事態を想定していたのだけれど、4日後に無事帰還。 ご飯が置いてある場所に、ひょいと姿を現してくれました。 少し痩せた姿で私の顔をみて「にゃー」と鳴いたときは、夢かと思いました。 何でもない様子でご飯を食べていましたが、もしかして彼女は山に修行に行っていたのかな、なんて、この絵本を読んで思ってしまいました。 その山は修行に来ている猫たちが大勢いる。 人間はその山に決して入ってはいけない。 なぜなら…。 ーここで、ブルルと震えるか、フフフと武者震いするかで、猫への依存度が問われますね。 何しろ猫飼いは自らを猫の下僕と言って憚らない人間たちの集まりですから。 その猫は修行と言って何をやっているのかと言うと…。 ーお猫様らしい、と、思いました。 ー五十嵐大介さんの描く猫はリアルから戯画的なものまで幅広く、加門さんの書く物語は後半への畳み掛けと緩急自在な筆運びがいい。 表紙の猫ちゃんの口が少し開き気味なのが可愛らしくてセクシィ。

Posted byブクログ