もっと知りたいやまと絵 の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
メモ。やまと絵は唐絵と違って、遠近感はそこまで意識されていない。画面全体でも遠目でも近くで見ても違う味わい方ができる。遠近感のない描き方は超越的なまなざしで俯瞰する視覚効果を生む。似絵は意外と個性がある。鎌倉時代1309あたりの高階隆兼の絵は絵の具の発色が良くて見やすいと感じた。肖像画は似絵と違い、顔の書き込みが細かい。琳派は江戸時代を通じて継承された絵画などの流れをさし、私淑関係により伝えられた。
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やまと絵の理解に必要な情報がコンパクトにしかし易しすぎたり浅かったりすることなく書かれている。しっかり読まないと分からない... これは、やまと絵理解に重要な書籍と言えるだろう。
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