陸軍中野学校外伝 蒋介石暗殺命令を受けた男 の商品レビュー
p8 大切なものために、他のことを諦める p115 人間は臆病じゃなきゃダメなんだ。そうじゃなきゃ、慎重にも緻密にもなれんからな。臆病じゃなきゃ大事はなせん。 p130 永野修身 戦うも亡国、戦わざるも亡国。最後の一兵まで戦い抜けば、我らの子孫はこの精神を受け継ぎ、必ずや再起...
p8 大切なものために、他のことを諦める p115 人間は臆病じゃなきゃダメなんだ。そうじゃなきゃ、慎重にも緻密にもなれんからな。臆病じゃなきゃ大事はなせん。 p130 永野修身 戦うも亡国、戦わざるも亡国。最後の一兵まで戦い抜けば、我らの子孫はこの精神を受け継ぎ、必ずや再起三起するであろう p165 東部第三十三部隊 陸軍中野学校 p328 万邦共栄の楽しみをともにし 「すべての国々とともに栄え、その喜びを分かち合う」 開戦と終戦の詔に共通した文言
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内容的には思っていたのとはちょっと違う展開。 だからと言ってつまらないわけではなく、事実は小説よりも奇なりといった感じで読めてそれなりに楽しめた。 昔も今も政治家(当時の軍人も含めて)が勘違いし、権威を笠にして威張り散らすというのは変わらないのね。 ただ表題の影響で蒋介石暗殺指令...
内容的には思っていたのとはちょっと違う展開。 だからと言ってつまらないわけではなく、事実は小説よりも奇なりといった感じで読めてそれなりに楽しめた。 昔も今も政治家(当時の軍人も含めて)が勘違いし、権威を笠にして威張り散らすというのは変わらないのね。 ただ表題の影響で蒋介石暗殺指令に対する具体的な描写を求めしまい、期待外れと思ってしまう部分も正直ある。
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本書は陸軍中野学校を知るための本ではなく、伊藤祐靖氏を知るための本である。 自衛隊の特殊部隊の創設に関わった人物として、これまでも幾つかの著書があるか、この本は著者である伊藤祐靖氏が、父である伊藤均氏の生涯を綴った形式を取りながら、同じ特殊戦に身をおいた著者自身の思想の自伝的な著...
本書は陸軍中野学校を知るための本ではなく、伊藤祐靖氏を知るための本である。 自衛隊の特殊部隊の創設に関わった人物として、これまでも幾つかの著書があるか、この本は著者である伊藤祐靖氏が、父である伊藤均氏の生涯を綴った形式を取りながら、同じ特殊戦に身をおいた著者自身の思想の自伝的な著書でもあるのだろう。 そのため多くの読者からは、タイトルから想像される内容とは異なる、との書評が多いだろう。
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想像してたのとは違ったが、技術立国と言う言葉を作り、日本の戦後の復興の一翼を担った伊藤均の生涯を息子さんが記したもの。日本人の矜持、無二の世界観等読み応えがあった。
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この物語の主人公、伊藤均は元海自特殊部隊を作った伊藤祐靖のお父さん。 最後は役人として活躍するけど、その独創的な発想と行動力によって、いつも周囲を巻き込み、相手を唸らせ、認めさせる。 そんな彼はあの一休さんを思い起こさずにはいられない。 強く逞しく生きる人間のお手本のような主人公...
この物語の主人公、伊藤均は元海自特殊部隊を作った伊藤祐靖のお父さん。 最後は役人として活躍するけど、その独創的な発想と行動力によって、いつも周囲を巻き込み、相手を唸らせ、認めさせる。 そんな彼はあの一休さんを思い起こさずにはいられない。 強く逞しく生きる人間のお手本のような主人公ですね。
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