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黒猫 の商品レビュー

3.8

12件のお客様レビュー

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2024/04/29

乙女の本棚シリーズ。 ペットを偏愛する心優しい私は妻と結婚した後も、動物たちを飼った。 その中には美しい黒猫がいた。 酒に溺れた私は妻やペットを虐待するようになる。 因果応報な話。

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2024/03/16

乙女の本棚シリーズはいつも、自分にとっては理解が進まないつかみどころがない話が多いのだけれど、この話はいっきに引き込まれ、イラストもとても効果的に感じた。 ポーのことは、名前しか知らなかったけれど、作品をほかにも読んでみたくなった。 主人公が冷徹で、動物も妻のこともなんとも思って...

乙女の本棚シリーズはいつも、自分にとっては理解が進まないつかみどころがない話が多いのだけれど、この話はいっきに引き込まれ、イラストもとても効果的に感じた。 ポーのことは、名前しか知らなかったけれど、作品をほかにも読んでみたくなった。 主人公が冷徹で、動物も妻のこともなんとも思っていないところがこわい。 だけど、あまり慕われすぎると嫌いになってしまいそうになる気持ちは少し分かる気もする。

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2024/03/01

こわい…えぐい…グロい… でもイラスト美しい。 そして実はこの作品読むの2回目。 前に「100分で名著」でとりあげられていたときも、 観て、ひぃ…って思ったのだが。

Posted byブクログ

2024/02/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

乙女の本棚シリーズより エドガー・アラン・ポー × まくらくらま、さん コラボ作品の「黒猫」を読みました。 ブク友の皆様より、怖いと噂の「暗黒作品」… 私には無理なのでは…⁉ということで怖じ気づいておりました。 でも新刊コーナで何度か目にしていて 怖い物見たさで思わず手に取ってしまいました。 「……私は狂っているわけではないし、よもや夢を見ているわけでもない。どのみち明日になれば私は死ぬ。だから今日のうちに心の重荷を下ろそうと思うのだ。……」 と一人語りで始まっていく物語でした。 狂気を淡々と語っているような描写。 辻褄の合わないような気持ち悪さ、気色悪さ…。 読んでいくにつれて、 引き込まれてしまって 胸がどんどん悪くなり まくらくらまさんのイラストでの 不気味さも相まっての 恐ろしさに拍車がかかってしまって…! 特に物語終わってラストの頁に また挿絵が1枚あるのですが…。 ここに、この挿絵の頁があるのと無いのでは 全然違うのではないかと感じました… 裏表紙の絵が赤いハートの絵なのですが、 出版社からの本の説明によると バレンタインのヴィンテージポストカードを イメージした構図とのこと。 黒猫と男の表情の差がシュールで気に入っているとの説明文がついてました…。 バレンタインの時期が近いですけれど、 こんなポストカードは…ちょっと不気味です…

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2024/01/21

 乙女の本棚シリーズから、エドガー・アラン・ポーさんとまくらくらまさんのコラボ作品『黒猫』です。噂どおりストーリーも怖いけれど、まくらくらまさんのイラストでより一層重厚な恐怖感(なんか、変な言い回しだけれど汗)を味わうことができますよ!  主人公の男性が酒におぼれ、飼っていた黒...

 乙女の本棚シリーズから、エドガー・アラン・ポーさんとまくらくらまさんのコラボ作品『黒猫』です。噂どおりストーリーも怖いけれど、まくらくらまさんのイラストでより一層重厚な恐怖感(なんか、変な言い回しだけれど汗)を味わうことができますよ!  主人公の男性が酒におぼれ、飼っていた黒猫のプルートを残虐極まりない方法で手にかけます。それを悔いて、酒場でみかけた別の黒猫を飼うことになるんですが…。変わらず酒に飲まれ、黒猫を疎ましく思い、そんな男性をみて妻は黒猫をかばおうとします。そんな妻を殺害してしまい…途方にくれた男性が思いついたのは…。  まくらくらまさんのイラストは、本当に美しいんです!!同じ乙女の本棚シリーズの『詩集『山羊の歌』より』で、飾っておきたいと思ったくらいなんです。だけどこの『黒猫』は、飾るのには怖すぎて抵抗を感じます(汗)。乙女の本棚シリーズを読んできて一番怖かったのがこの作品です。私は、乙女じゃないから読めたけれど現役乙女世代がこの作品手にしたら…平常心では居られないかもです。

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2024/01/08

図書館本 乙女の本棚シリーズはいいですね。 短編と素敵な絵。 黒猫を読んでみたら、ああ、こんなストーリーだったかとあらためて思いました。 狂気を淡々と描いている。

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2024/01/06

学生時代に読んだことありましたが、イラストがあることでより読みやすくなり、物語にもすんなり入り込めました。 読後も強く印象に残ります。 名作!

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2023/12/20

どうしてこんな作品を書くのか疑問だったが、作者が酒に溺れ、破滅的な生活をしていたと知って納得。恐怖よりも、愚かさを感じてしまう。昔、近所の方が、何を思ったか、猫の足に輪ゴムをはめ、その足に血液が流れなくなり、片足を無くしてしまった。その方は、その後、不幸が重なった。幸せを与える人...

どうしてこんな作品を書くのか疑問だったが、作者が酒に溺れ、破滅的な生活をしていたと知って納得。恐怖よりも、愚かさを感じてしまう。昔、近所の方が、何を思ったか、猫の足に輪ゴムをはめ、その足に血液が流れなくなり、片足を無くしてしまった。その方は、その後、不幸が重なった。幸せを与える人に、幸福が集まると思う。

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2023/12/02

はい、16おネエはシリーズ最新刊の『黒猫』でありんす(おネエの概念!) 図書館本です たぶん二人目か三人目の貸出しだと思うんですが、ほぼ新品 いいね〜このインクの香り 絵本好きな人にぜひ共感してほしい この化学的な人工的な香り インクたくさん使ってますよ!というこのかぐわしさ ...

はい、16おネエはシリーズ最新刊の『黒猫』でありんす(おネエの概念!) 図書館本です たぶん二人目か三人目の貸出しだと思うんですが、ほぼ新品 いいね〜このインクの香り 絵本好きな人にぜひ共感してほしい この化学的な人工的な香り インクたくさん使ってますよ!というこのかぐわしさ 単なるシンナー中毒者やないか! ま、それはそうと『黒猫』です いやー遂にそっち行ったかーといね 乙女の本棚シリーズと相性いいなーと思ってたんよね つか翻訳モノに手を広げたらもう無限にあるやん 乙女化と相性いい短編無限にあるやん あれとかあれとかあれとかね(具体名を挙げずに後出しする腹積もり) そしてこのレビューの真の価値は名作短編に素敵なイラストを付けることを「乙女化」と定義したことにあります! これ流行るな( ̄ー ̄)ニヤリ

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2023/11/26

あの有名なラストは知っていたものの、前半部分はほとんど覚えていなかった。そういう流れだったのか。 件の黒猫さんは、妻の猫だと思ってたなぁ。だから、ああなのか、と。そうではなかったのね。 主人公の精神状態、怖いよ。 まくらくらまさんの挿絵も雰囲気があって素晴らしかった。この「乙女の...

あの有名なラストは知っていたものの、前半部分はほとんど覚えていなかった。そういう流れだったのか。 件の黒猫さんは、妻の猫だと思ってたなぁ。だから、ああなのか、と。そうではなかったのね。 主人公の精神状態、怖いよ。 まくらくらまさんの挿絵も雰囲気があって素晴らしかった。この「乙女の本棚」シリーズ、ラインナップがすごく豪華。 他も手に取ってみたい。

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