名画と建造物 の商品レビュー
絵画鑑賞本。著者の中野京子さんは、ドイツ文学者であり、西洋の歴史や芸術に関する広い知識をもとに、絵画エッセイ、西洋史解説書などをわかりやすく多数発表している。新聞、雑誌連載も多く持ち、テレビの美術講師にも出演し幅広く活躍。「名画と建造物」は、絵画の裏話、そこから生み出される歴史的...
絵画鑑賞本。著者の中野京子さんは、ドイツ文学者であり、西洋の歴史や芸術に関する広い知識をもとに、絵画エッセイ、西洋史解説書などをわかりやすく多数発表している。新聞、雑誌連載も多く持ち、テレビの美術講師にも出演し幅広く活躍。「名画と建造物」は、絵画の裏話、そこから生み出される歴史的解説を面白く紹介。過去と現在の比較ができるように、写真も掲載され歴史が楽しく学べる1冊。
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目次 作品1 エドワード・ホッパー「線路脇の家」 作品2 クロード・モネ「サン・ラザール駅」 作品3 ワシーリー・スリコフ「銃兵処刑の朝」 作品4 カナレット「カエル・グランデの入り口」 作品5 ジャン=レオン・ジェローム「差し下ろされた親指」 作品6 ...
目次 作品1 エドワード・ホッパー「線路脇の家」 作品2 クロード・モネ「サン・ラザール駅」 作品3 ワシーリー・スリコフ「銃兵処刑の朝」 作品4 カナレット「カエル・グランデの入り口」 作品5 ジャン=レオン・ジェローム「差し下ろされた親指」 作品6 マルク・シャガール「七本指の自画像」 作品7 カスパー・ダーヴィト・フリードリヒ「エルデナ修道院の廃墟」 作品8 シャルル・メニエ「ナポレオンのベルリン入城」 作品9 グスタフ・クリムト「旧ブルク劇場の観光席」 作品10 フィンセント・ファン・ゴッホ「アルルの跳ね橋」 作品11 エドワード・ポインター「エジプト人のイスラエル人」 作品12 ウジェーヌ・シベルト「ヴァルトブルグ城で聖書を翻訳するルター」 作品13 ギュスターヴ・ドレ「風車に突進するドン・キホーテ」 作品14 エドワード・モラン「自由の女神の除幕式」 作品15 デヴィッド・ロバーツ「熱風の接近」 作品16 ジョン・コンスタブル「主教の庭から見たソールズベリー大聖堂」 作品17 ランブール兄弟「十月の図」 作品18 ウィリアム・ハルソール「プリマス港に到着したメイフラワー号」 作品19 ジャン・アントワーヌ・ヴァトー「ジェルサンの看板」 作品20 ピーテル・ブリューゲル「バベルの塔」 あとがき
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名画も建築も好物な自分としては たまらない組み合わせ。 本物をみたことのある絵も、そうでない絵もあったが 何はともあれこういった逸話は興味深い。 ところで、本文はキレの良い調子の潔さが心地よい文章で、簡潔な語り口だったので、たまに映像で見るこの作者の印象と近かったのだが、 あ...
名画も建築も好物な自分としては たまらない組み合わせ。 本物をみたことのある絵も、そうでない絵もあったが 何はともあれこういった逸話は興味深い。 ところで、本文はキレの良い調子の潔さが心地よい文章で、簡潔な語り口だったので、たまに映像で見るこの作者の印象と近かったのだが、 あとがきの文体はご本人の、こちらの知らなかった人間味が滲んでいるようにうで、こちらも興味深い。 ほかの本も読んでみたいかも。
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やっぱりすごい…と引き込まれる解説に何度も絵を見返す。 名画と呼ばれるもののなかでも、建築物や構造物にスポットライトを当てた本。 表装のバベルの塔は空想想像を超えて本当はあるんじゃないかとさえ思えてしまう不思議。 たくさん紹介されているけど、モネのサンラザール駅の骨組みは素敵だ...
やっぱりすごい…と引き込まれる解説に何度も絵を見返す。 名画と呼ばれるもののなかでも、建築物や構造物にスポットライトを当てた本。 表装のバベルの塔は空想想像を超えて本当はあるんじゃないかとさえ思えてしまう不思議。 たくさん紹介されているけど、モネのサンラザール駅の骨組みは素敵だなあ。好きだなぁ。 中野さんの解説でより深く深く好きになって行く。
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[図書館] 読了:2024/3/10 内容と関係ないのだけど、本文に筑紫アンティーク明朝が使われるのって読みづらっ!うねりや墨だまりに目が引っかかってしまって、気が散る。目次はQ明朝。冒険してるなぁ…でも見づらいだけだなぁ…。 エジプトのオベリスクやドイツのブランデンブルク門...
[図書館] 読了:2024/3/10 内容と関係ないのだけど、本文に筑紫アンティーク明朝が使われるのって読みづらっ!うねりや墨だまりに目が引っかかってしまって、気が散る。目次はQ明朝。冒険してるなぁ…でも見づらいだけだなぁ…。 エジプトのオベリスクやドイツのブランデンブルク門ヴィクトリア像略奪の歴史、クリムトが金キラになる前の超リアリズム描写、など今回も面白かった。
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絵を見るときにこんなに知識があったら、素敵だと思った。絵を見ながら読みながらで。私の乏しい知識では、追い付かない部分もあったが、今後の参考にしたい。
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名画に登場する建造物に焦点をあてて紹介した本。建物主体の絵だけでなく、画家の自画像の後ろにちょこっと描かれている建造物などの紹介もあります。写実的な絵も多く、昔の観光案内的な役割も感じられて面白いです。しかしどうしてもキュビズムの見方がわからない…。
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借りたもの。 名画に描かれた“建築”をテーマに、中野女史がその建築物や絵画の時代背景や魅力を語る。 アメリカの古い家から映画『サイコ』に見る閉塞した狂気を想起させたり、印象派がこぞって描いたサン・ラザール駅にみるモダニズムと新しい未来への希望、ロシアの聖ワシーリー大聖堂の美しさと...
借りたもの。 名画に描かれた“建築”をテーマに、中野女史がその建築物や絵画の時代背景や魅力を語る。 アメリカの古い家から映画『サイコ』に見る閉塞した狂気を想起させたり、印象派がこぞって描いたサン・ラザール駅にみるモダニズムと新しい未来への希望、ロシアの聖ワシーリー大聖堂の美しさとその傍で起きた血の歴史、今も変わらず残っていてこれからも変わらないのではと思ってしまうヴェネツィアの風景、リドリー・スコット監督の映画『グラディエーター』の制作を促したというジェロームの作品…… 一枚の絵画に込められた“背景”の歴史に思いを馳せる文章。 ◆Youtubeで紹介 【中野京子先生、再び登場!】ゴッホが描いた橋や、上に住居をのせた橋!?日本では考えられない特殊な橋文化を名画を見ながら解説【名画と橋】 https://www.youtube.com/watch?v=35LEKJ2M_I8 【中野京子×山田五郎】名画とヨーロッパの駅舎&鉄道!絵から文化を読み解こう!【駅に集う人々には物語がある】 https://www.youtube.com/watch?v=4c6h9-ysoeg
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建造物を描いた絵画。新しい出会いもありましたし 中野京子さんの解説で見るとまたこれまでと違った感覚がある。シャガールの「七本指の自画像」が良かった。また美術展企画して下さらないかなーと思う。
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建物や塔、風車、船など、様々な建造物を描いた名画を紹介する本。 1枚ずつ、まず見開きで絵があって、それからその絵についての解説が来るという構成なのだが、 解説は堅苦しいものでなく、画家のエピソードだけでなく、その絵に描かれた建造物の歴史や描かれた当時の時代背景についても書かれて...
建物や塔、風車、船など、様々な建造物を描いた名画を紹介する本。 1枚ずつ、まず見開きで絵があって、それからその絵についての解説が来るという構成なのだが、 解説は堅苦しいものでなく、画家のエピソードだけでなく、その絵に描かれた建造物の歴史や描かれた当時の時代背景についても書かれていて、 解説を読んでから絵を見返すとその絵の描かれた背景も含めて、見え方が変わってくることもあって、読んでいて楽しい本だった。 ただ、本という媒体のどうしようもないところとして、見開きのページの境で絵が見切れる部分があるのが残念。
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