白銀ジャック 新装版 の商品レビュー

東野圭吾(著者)

2024/08/24

スラスラ読めて面白かったけど、がっつりミステリーが読みたい人は満足出来ないかも…。

あと登場人物覚えられない

2024/06/28

数年前にあった死亡事故により一部が閉鎖されたスキー場。そこに届く爆破予告の目的とは？

死亡事故、爆破予告、スキー場の三拍子だったのでミステリー色の強い話かと思ったがそうでもなかった。
どちらかと言うとスキーの描写が巧みで、スポーツ小説を読んでいるような読み応えがあった。

最後まで登場人物全員混乱してそうなのと、やるなと言ったことを平気でやる人が多かったのがあまり肌に合わなかった。

2024/05/17

『疾風ロンド』に続いて雪山舞台の話だった。スキー場の不景気な雰囲気がひしひしと伝わってきた。
うちの上司たちもそういうところがあるので、倉田さんの苦悩に共感しながら読んだけど、入江親子…特に父親のほうがお母さんの亡くなった場所で息子を滑らせようとするのが理解出来ず、スキー場を爆破しようとしてるの入江父なのでは？と思っていたけど、違った。ただのサイコパスだった。

最後、入江母を殺したのが町長の息子ってオチにはビックリした。
よくのうのうと暮らしてたな…。
なんかルールを守らなかったり自分勝手な人が多かった印象になってしまったなあ、と思ってその後少し残念。

2024/05/11

ＶＳ権力、という構図が心地よく、サクッと楽しく読めました。

根津さんの、スキー場や仕事にかける想いはかっけーなーと。

自分で勝手に｢悪意｣や｢白夜行｣と比べてしまった…
もっと深くてクタクタになりながら読める作品を求めてしまう私がいました。

2024/02/07

東野圭吾さんが大好きなスキーを題材にした小説。『疾風ロンド』がコミカルなタッチだったのに対し、本作はお笑い要素なしのサスペンスもの。

決して好調経営とはいえないスキー場に仕掛けられた爆弾。警察に事件を伝えれば間違いないなく客が飛んでしまうことを懸念する経営陣。それに不満を抱く現場の人間たち。そしてスキー場で過去におきた痛ましいある事件。

東野圭吾さん作品で毎回感心させられるのは、事件とは一見無関係にみえる要素が、突如重要な意味をもってくる、という展開をつくるのが本当にうまい。犯人候補も二転三転して、最後までハラハラして読むことができた。というわけで☆５つ。

2024/01/11

2024 1/11 読破
東野圭吾の作品と知って、何となく本屋さんで手に取った一冊。
今まで読んだ中で上位に入るくらい結末が面白かった。

2023/12/31

いい本ないかなーっと本屋さんをブラブラ歩いていると東野圭吾の新しい作品が3冊出ていてこれが一番初めの本らしいので読んでみました！
やはり安定して面白く、最後は予想もつかない展開になってとてもびっくりしました！
私の一番お気に入りの場面は、登場人物たちが必死に犯人を探して色々なひとが巻き込まれていくところです！
期待を裏切らない作品なのでぜひ読んでみてください！

2023/12/25

「新装版」として本屋に並んでいたのをみて、３冊の中から直感でチョイス。雪山もスキーも全く縁のない私だが、十分に楽しめる要素が満載だ。冬のゲレンデで繰り広げられる”命がけ”のドラマに、ハラハラドキドキ。スキーとスノボの違いや、それらに情熱を注ぐ人々の人生感、そして経営者の思惑など、知らない世界を垣間見るワクワク感に包まれる。爆弾をしかけるという犯罪行為ではあるが、白銀という世界とスピート感のあるストーリーによって読み応えのあるサスペンスになっている。いつものように最後は一気読み。ラストシーンが心地よい。

2023/11/03

期待を裏切らない展開で面白かった。東野圭吾作品の中では、読みやすいと感じました。もう少し厚みがあっても良かったかな…。