歴史で読み解く!世界情勢のきほん の商品レビュー
インド、中国、ロシア、フランス、イギリス、ドイツ、グローバルサウス、ブラジル、アメリカについて、各国の思惑の説明を踏まえて現在の世界情勢をわかりやすく説明する。第二次世界大戦後反省を続けてきたドイツにも不満のマグマが溜まりつつあることに非常に興味と危機感を覚えた。中東情勢について...
インド、中国、ロシア、フランス、イギリス、ドイツ、グローバルサウス、ブラジル、アメリカについて、各国の思惑の説明を踏まえて現在の世界情勢をわかりやすく説明する。第二次世界大戦後反省を続けてきたドイツにも不満のマグマが溜まりつつあることに非常に興味と危機感を覚えた。中東情勢についてもよく理解できる。2023年10月発行とかなり新しい本なのでこれから起こっていくことを考えるためにも有用な本だと思う。
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歴史から各国の思惑を読み解く こうしてみると、改めて戦争や争いの歴史と重なることも実感 人口世界一となったインド ロシアとの関係が興味深い 覇権国家を目指す中国 アヘン戦争から始まる恥辱の歴史からの脱却 ウクライナへの侵攻のロシア ソ連の崩壊から再びの周辺の領土拡大を目指す...
歴史から各国の思惑を読み解く こうしてみると、改めて戦争や争いの歴史と重なることも実感 人口世界一となったインド ロシアとの関係が興味深い 覇権国家を目指す中国 アヘン戦争から始まる恥辱の歴史からの脱却 ウクライナへの侵攻のロシア ソ連の崩壊から再びの周辺の領土拡大を目指す 移民大国のフランス フランス革命と人権重視の歴史 移民との摩擦も 情報大国としてのイギリス 旧植民地との連携により情報大国としての地位を築く EUの中心と自負するドイツ 東西ドイツの統一による弊害が影を落とす マルクからユーロによりより経済が発展 インドを中心とするグローバルサウスの存在感 アメリカや中国の二軸から第三極を構成 南米の雄ブラジル 日本からの移民で日本も大きく関係する 勝ち組と負け組の言葉の語源 軍事と経済で世界一のアメリカ 宗教により妊娠中絶が大きな課題 奴隷制度と今だに根付く差別により再び分断の危機
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インド、中国、ロシア、フランス、ドイツ、ブラジル、国それぞれに個性や特色、国民性があるが、それは地政学と歴史を学べば、紐解ける。この本を読み改めてそう感じた。 インドは今後凄い勢いで発展するのは明らかだが、カースト制度が職業選択の幅を狭め、足枷になるのではないかと感じた。
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