なんかいやな感じ の商品レビュー
記憶と記録を掘り返して行きつ戻りつしながら、近過去としての平成の空気感(「感じ」)を辿る本でしたが、あちらこちらに武田砂鉄節が溢れていて、今回も喜んでお金を払いたくなる文章でした。なんか今回も名著な感じです。
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私より少し年上の、平成をはじめから知っている武田氏の思い出話集。 時間的に遠く離れた子供の頃の話の方が、自分の中で何回もあの時のことを考えたとみえ、一つのストーリーとして読みやすいものではあった。最後の最後でケイタイを購入したときの申し訳ない気持ちとか、手に取るようにわかる。大人...
私より少し年上の、平成をはじめから知っている武田氏の思い出話集。 時間的に遠く離れた子供の頃の話の方が、自分の中で何回もあの時のことを考えたとみえ、一つのストーリーとして読みやすいものではあった。最後の最後でケイタイを購入したときの申し訳ない気持ちとか、手に取るようにわかる。大人になってからの話は、現在進行形で影響が及んでいるものものあると思え、一読では引っかかる部分もあったが、著者のラジオを聴きながら何度か読み返せば、なるほどなとうなずけた。 それにしても一歩引いて世の中を見つめる姿勢、どうやったら身につくのかしら。
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田中真紀子の、凡人・変人・軍人。あったなぁ。 調整さんは調整してくれない。わかるなぁ。 自転車通学が育んだ、自分との対話や妄想力のたまもの。思春期はチャリにのせろ。
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【まえがき】 https://gendai.media/articles/-/116841 【本の名刺】 https://gendai.media/articles/-/117545 【インタビュー】 https://gendai.media/articles/-/11975...
【まえがき】 https://gendai.media/articles/-/116841 【本の名刺】 https://gendai.media/articles/-/117545 【インタビュー】 https://gendai.media/articles/-/119757 【書評】 竹田ダニエル https://gendai.media/articles/-/121687
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なんかいやな感じ、まさにそれらを集めたもの。 世の中に、少しずつ、あれ? と思うことがある。 それに抗うわけではないけど、こうやって書いて、ちょっとお前らもあれ?って思ってみろよ、と言われているようだ。 僕もよく感じていたなんかいやな感じを、そうそう、と同調するだけでなくて、何か...
なんかいやな感じ、まさにそれらを集めたもの。 世の中に、少しずつ、あれ? と思うことがある。 それに抗うわけではないけど、こうやって書いて、ちょっとお前らもあれ?って思ってみろよ、と言われているようだ。 僕もよく感じていたなんかいやな感じを、そうそう、と同調するだけでなくて、何かに活かしたらいいんだろうか。 どうしたらいいんだろうか。
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♪ やめられない とまらない ~ と同じように 読み始めると ぐっと 入り込んでしまい いつのまにか 心地よい その文章のリズムに 入り込ませてもらえる はい いつもの 砂鉄節であります そうなんだよねぇ そのときに抱く 感じ は まさに そのとおりなんですよ と 深くう...
♪ やめられない とまらない ~ と同じように 読み始めると ぐっと 入り込んでしまい いつのまにか 心地よい その文章のリズムに 入り込ませてもらえる はい いつもの 砂鉄節であります そうなんだよねぇ そのときに抱く 感じ は まさに そのとおりなんですよ と 深くうなづきながら 楽しませてもらっているうちに 「あとがき」なっている 詰まり気味であった 頭の中の 思考回路が するーっ と 通った感じでありました
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著者、斜に構えすぎなんにでも突っ掛かりすぎ。 批判は誰でもできる。 平成のなんか嫌な感じだったところを想起している内容だが、 皮肉なことにそのいやな感じが染み付いてるのが著者なんじゃないか。
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ホント何かわかんないけど、イヤな感じが蔓延してる。「人は社会の中に生きていて、生きていると思っていて、しかしその社会は『時代』というレールをなくして、もう前には進まない。同じところをグルグル回っていて、そのことで『先へ進んでいる』という錯覚が生まれているだけなのかもしれない」それ...
ホント何かわかんないけど、イヤな感じが蔓延してる。「人は社会の中に生きていて、生きていると思っていて、しかしその社会は『時代』というレールをなくして、もう前には進まない。同じところをグルグル回っていて、そのことで『先へ進んでいる』という錯覚が生まれているだけなのかもしれない」それが平成、現代。昭和は「失敗や過ちを『まるでなかったことにして前進し続けた』時代」ふーむ、言われてみればそうかもだけど…。
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いつも利用している図書館の新着本リストで目についたので手に取ってみました。 気になるライターさんではあるので、期待どおり数々の興味深いコメントがありましたが、やはり最近の時勢を鑑みるに、武田さん一流の “真っ当な社会批判” をもっとストレートに目にしたかったという想いが残りま...
いつも利用している図書館の新着本リストで目についたので手に取ってみました。 気になるライターさんではあるので、期待どおり数々の興味深いコメントがありましたが、やはり最近の時勢を鑑みるに、武田さん一流の “真っ当な社会批判” をもっとストレートに目にしたかったという想いが残りました。 そのあたりの切れ味はちょっと物足りなく残念でしたね。
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1992年、武田少年が物心がついたころから、世の中の動きをどうとらえていたか、 考えていたかを綴った本。 彼より20年近く年長の私は当然同じ時代を生きてきたわけだが、 武田氏のようにその記憶を文章に綴ることはできない。 宮崎勉に殺された少女と同世代、少年少女を殺傷したサカキバラと...
1992年、武田少年が物心がついたころから、世の中の動きをどうとらえていたか、 考えていたかを綴った本。 彼より20年近く年長の私は当然同じ時代を生きてきたわけだが、 武田氏のようにその記憶を文章に綴ることはできない。 宮崎勉に殺された少女と同世代、少年少女を殺傷したサカキバラと同世代、 ということに対する子供ならではの感覚は何となく理解できるが、、、 その後時代が流れ、武田氏は成人し、政治に対する向き合い方も確立される。 同じような感覚を私も持っていたかもしれない。上手に書くものだ。 永六輔さんも登場する。震災と戦争は同じと。語り継ぐしかないと。 永さんは武田さんの心にも、私の心にも生き続ける。 彼のものの考え方は失ってはいけないものだ。受け継ぐべきものだ。 今の政治家の体たらくを見て思う。 永さんもきっと今の自民党を「ヤクザと同じ。縄張り(企業)からみかじめ料 (パーティ券)を取って、親分(総裁、幹事長)に上納し、 いい地位(大臣)に就こうとしているだけ」と。 「親分から分け前貰って、その金で選挙民を買うわけだから、 やくざよりたちが悪い」とも、、 あ、これは武田さんでなく私の感想です。 でも武田さんも同じようなことを考えてるんじゃないかな。 緩く読める本だった。
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