イエローバタフライ の商品レビュー
字のない絵本。 でも西洋では蝶々は魂的なものの象徴だから、それを踏まえて読むとあからさまなメッセージを感じてしまい、私は少しうーん、となってしまった。言葉のない分逆に絵が説明的なものに見えてしまうというか。 まぁ、子供向けではないのかもしれないし、これはこれで良いのかもしれな...
字のない絵本。 でも西洋では蝶々は魂的なものの象徴だから、それを踏まえて読むとあからさまなメッセージを感じてしまい、私は少しうーん、となってしまった。言葉のない分逆に絵が説明的なものに見えてしまうというか。 まぁ、子供向けではないのかもしれないし、これはこれで良いのかもしれないけども。
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ロシアによるウクライナ侵攻により、妻子とともに避難生活を余儀なくされている絵本作家が、一語の言葉を使わずに「戦争」の絶望と恐怖の爆弾と鉄条網(黒色)、祖国の国旗(青と黄)、希望と命の象徴を黄色い蝶々の乱舞によって、平和への祈りを託して表現した沈黙のなかの叫びの絵本。
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文字のない絵本。 言葉がないので、絵だけで想像する。 だからこそ思いがそのまま伝わってくるよう。 真っ暗な世界は、怖くて無になったよう… 嘆きや怒りさえも言葉にできず… 絶望や怒りの後、 待ち望んでいるのは希望であり、平和。 〜あとがき抜粋〜 本書の作者、オレクサンド...
文字のない絵本。 言葉がないので、絵だけで想像する。 だからこそ思いがそのまま伝わってくるよう。 真っ暗な世界は、怖くて無になったよう… 嘆きや怒りさえも言葉にできず… 絶望や怒りの後、 待ち望んでいるのは希望であり、平和。 〜あとがき抜粋〜 本書の作者、オレクサンドル・シャトヒンは、ウクライナとロシアの国境に近い街、サミーに住んでいましたが、2022年2月24日に突如始まったロシアのウクライナ侵攻によって、妻と幼い子どもとともに、故郷を捨て避難生活を送ることを余儀なくされました。 あらゆるウクライナ人は、いま、ロシアのテロリストたちへの勝利のために全力を尽くして働いています。イラストレーターとして、わたしも自分の持ち場で参加しています。 わたしの本は、戦争のあと、つまりわたしたちの勝利のあとも、人生は続き、すべてが復興され、新しい平和なウクライナに暮らすことができるという、確信であり、希望であり、信念です。 そしてそのとき、この戦争で亡くなった人々の記憶は、わたしたちの受けた傷を癒やし、黄色い蝶々は自由なウクライナの空を、自由に舞い飛ぶことでしょう。
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字のない絵本 ウクライナの戦争に対する表現という前提で見ていくと思いが伝わってくる 2024絵本50
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文字のない絵本だからこその強烈な印象が残る。鉄条網、ミサイル弾、襲いかかる恐怖。イエローバタフライが希望にかえる。あとがきを読んで故郷を逃れたウクライナ作家の作品と知りました。
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ロシア侵攻後、1か月のうちに描かれたもの ウクライナの作家、家族と避難生活をおくっている 売り上げの1部はウクライナの子どもたちに ○白黒の世界になってしまっても、どこからか黄色いチョウが飛んできてくれたら 黄色いチョウが胸にいてくれたら 黄色いチョウを飛ばすことができたなら
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