漫画村の真相 出過ぎた杭は打たれない の商品レビュー
詳しい仕組みは理解できてないし、どこまで本当なのかはわからないけど、 本当ならば日本の警察は闇がありそうだし、古臭い社会なので本当に理解出来てる人なんて警察にはいなさそう。 ひろゆきさんが詳しく発言してるところを見ないので法律としてはグレーなとこだったのかもな。と思ったりもする。...
詳しい仕組みは理解できてないし、どこまで本当なのかはわからないけど、 本当ならば日本の警察は闇がありそうだし、古臭い社会なので本当に理解出来てる人なんて警察にはいなさそう。 ひろゆきさんが詳しく発言してるところを見ないので法律としてはグレーなとこだったのかもな。と思ったりもする。
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自分は漫画をかなり買って読むので、漫画村は当時から存在を知っていたものの利用は避けていました。 一方で、閲覧自体は合法とされた当時、(無料であるなら)出版関係者でもないのにただ意固地になって利用しない自分の自己弁護に苦しく、ても倫理的には絶対おかしい筈だと忸怩たる思いで無料で漫画...
自分は漫画をかなり買って読むので、漫画村は当時から存在を知っていたものの利用は避けていました。 一方で、閲覧自体は合法とされた当時、(無料であるなら)出版関係者でもないのにただ意固地になって利用しない自分の自己弁護に苦しく、ても倫理的には絶対おかしい筈だと忸怩たる思いで無料で漫画を読み漁る友人を眺めていました。 本書は「漫画村の真相」と銘打たれていたので、「当事者側が抱く他人の作品で不当に収益を得るような倫理観」について少しでも言及されていて、それを読めば当時の自分のモヤモヤも少しは清算できるのかな、という思いで読み始めました。 読後上記のモヤモヤ自体は解消されませんでした。 ざっくり本書は著者であり漫画村首謀者(著者証言で「とされた」)の青年期までの生い立ち、漫画村発足に至る事情と人間関係、逮捕生活、有罪判決は不当であるとの主張、の構成です。 本書は一貫して、本件の有罪判決の不当性を問うものであって、「法の抜け穴を利用したのに、社会問題化したことで検察・裁判所が用意したストーリーを押し付けられ、不当に有罪判決を受けた」ことに論点が著者の意図により集中しています。 なので、まず、私が求めた「他者の著作を利用し不当な利益を得る行為に対する倫理的葛藤」については、「たしかに出版社や著者の方々は…、でも私は」みたいな譲歩逆接構文での言及以外ほぼ無いです。 なので、漫画村自体に良い思いを持たない人には本書はオススメしません。 また、単純な読み物として読んだ場合にも、自身にとってポジティブなネットの口コミレベルの他己評価を突然出して照れ隠しの否定だけしたり(〇〇と言う人も居ますが、私はただ××なだけです)、自身の失敗談に関しては状況を詳細に語らず「自分が若かった」で済ますなど、自分に都合の良い自慢話ばかりされている様で共感のラインが無いです。 また、 なにより著者が最も重視する「司法に裏切られた。」部分ですが、この手の話を主張する場合には、同じ様な罪状の判例の例示が、著作内で示されるのが普通ですが、本書では一切ないので、ただ著者が主観で騒いでいる様に映ります。またこういった件、具体的には「有罪率99.9%の現行の日本の司法では検察の都合の良い様に事実が解釈され、有罪判決が下される」ような件は、ノンフィクションもの含め日本にはありふれ過ぎているし、かつ著者より同情できる案件が多すぎるので、自身の倫理観を棚上げした上での本書の論理には百歩譲って理解はしても(学者さんのコメントがうんたら書いていましたが、とにかく引用が無いので信用もあまり無いです)共感はできませんでした。 あともっと単純に稚拙な文章構成に疲れます。プログラマーが本業なのでお察しですが、連載モノで1話目から読者を惹きつける様々な手法を取り入れ、連載中も週刊連載などはそれこそ文字通り死に物狂いで読者を魅了し続けるために配慮が張り巡らされた人気マンガとは比べるべくも無いです。
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裁判資料を読まないと判断できないことばかり。 理屈は正しいのかもしれないが、 出所時にツバを云々と聞くと、やはり良い印象は抱けない。
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序盤の生い立ち語りの部分は読まずに途中から 盗っ人にも三分の理って言葉を思い出した。 結局利用する奴らが悪いんであって違法じゃないシステムを作っただけ の理屈は解る。 理解出来ない事について判決を出さなきゃいけない司法も大変だよね。 まあ文章は読み易いしいいんじゃない。
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メディアによく出ていた著者による事件や生い立ちの解説本。彼の作った大きなサービス『まとめサイト案内サイト』『漫画村』『Share Videos』などには触れたことがない。事件が起きて以降に彼を知った。 この本を読むと、事件の詳細は知れる。何で彼がその技術とサイト着手に至ったかの...
メディアによく出ていた著者による事件や生い立ちの解説本。彼の作った大きなサービス『まとめサイト案内サイト』『漫画村』『Share Videos』などには触れたことがない。事件が起きて以降に彼を知った。 この本を読むと、事件の詳細は知れる。何で彼がその技術とサイト着手に至ったかの流れが筋が通っていて読みやすかった。特に、漫画村で使う技術と、作るに至った背景はかなり面白かった、 漫画村については、被害者が明確であり、かつその被害額と組織が大きかったことが話題を呼んだように思う。そして本の中で繰り返される、本当に悪い人は誰か?という点が深掘りされておらず、さらには罪状も何も無さそうな点が内在する闇だと思う。 この事件は今後似た形で繰り返されると感じた。それにはWinnyの著作権法違反幇助被告事件に似た内容であることが強い。ITを筆頭とした新しい技術(≒世間的にあまり知られていない技術)を使った大きなサービスは同じような流れを汲むことになるのは変わりはないだろう。 画像をアップロードしていた人、窓口サイトを作った人、読んでた人、発案者に広告収入を得ていた人。謎のお手伝い。かなり多くの人が絡んでいた話であるが、因果が明確にされた上での適切な罪状だったか?類似思案に対し警察はきちんと捜査する方法を学んだか?
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感情論は別として、裁判として考えると確かに変な進め方だね、と感じた。反感持つ人は持ちそう。 Winny事件と同じ匂いがしなくもない。ただWinnyと違ってかなり収益上げちゃってるので、起訴内容変えられたらすぐにアウトになっちゃいそう。
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