「好き」を育てるマンガ術 の商品レビュー
読了。 好きな出版社YouTubeにておすすめされており「自分は少年青年ジャンルだしなあ」と思いつつも読んだら大変学び深く先入観を反省した。 キャラクターや心理描写が深く学べる1冊
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流石編集者の書いた本というか、タイトルが的確です。 自分の「好き」をどこまで突き詰められるか、そしてその「好き」を伝わるように表現できるか。 好きであることが大前提。 漫画家を目指す人、漫画を描いている人向けの本なのですが、司書の私もハッとすることがたくさんありました。 世の中に...
流石編集者の書いた本というか、タイトルが的確です。 自分の「好き」をどこまで突き詰められるか、そしてその「好き」を伝わるように表現できるか。 好きであることが大前提。 漫画家を目指す人、漫画を描いている人向けの本なのですが、司書の私もハッとすることがたくさんありました。 世の中には漫画を含めて作品は、本は無限に近いほどあります。 そこから特定の1冊を読んでもらうというのはとてつもなく凄いことなのですよね。 その1冊を手に取ってもらう、読んでもらうために私たちはその力の全てを注ぎます。 そんな当たり前のことなのですが、改めて凄いことなんだよなと確認しました。 そして、読者が自分より年下でも、年上からのメッセージとして作品を描かないということ。 これは学校司書の私にとっては、年上の気持ちで選書しないという読み替えができます。 どうしても、読んでおいてほしいとか、知っておいてほしいとかいう気持ちで選書してしまうし、学校司書という仕事にはそれもまた必要だとは思うのですが、じゃあ子どもたちの等身大の興味ある本の選書がそれでできるのかというとそうではなかったりする。 やはり生徒たちの年齢の、その目線での選書もまた大切であることを再確認しました。
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