重戦車対巡洋艦 の商品レビュー
”三隻対五千隻” ノルマンディー上陸作戦をドイツ海軍視点で見ると こんな”男一匹ガキ大将”的になるのか(例えが古すぎるw)
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「白い艦隊」で知った黒井緑さん。タイトルから察するに、すごく趣味的な漫画描いています。 近代の巡洋艦の戦闘をピックアップした短編八話。ミリタリーは興味はあれど、全く持って門外漢なので、どれもこれもワクワクして読みました。 一番は「ダーダネルス、未だ通れず」ですかね。意気揚々と乗...
「白い艦隊」で知った黒井緑さん。タイトルから察するに、すごく趣味的な漫画描いています。 近代の巡洋艦の戦闘をピックアップした短編八話。ミリタリーは興味はあれど、全く持って門外漢なので、どれもこれもワクワクして読みました。 一番は「ダーダネルス、未だ通れず」ですかね。意気揚々と乗り込んできた奴らを返り討ちにするというのはいい、単純に好みです。余裕でいけんだろ、と甘く見積もってるチャーチルを虚仮にする感じ、いいです。 タイトルの「重戦車対巡洋艦」もよかった。互いに、攻撃目標として想定されてはいないだろうけど、出会ったからには見つけたからにはぶっ潰すぜ、という兵器の性でしょうか。 全話通じて、搭乗人物がイカれてるメンタルなのが、エンタメとしての戦争漫画という心持ちで読めましたね。 戦記物の魅力的な部分です。
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前の刊「白い艦隊」(光文社)では米海軍の世界周航を描いていたが、その時に足りなかった戦闘描写の鬱憤を晴らすかのように「描くぜ描くぜ」とばかりに描いている。 もうどれもノリにのっている感じで、過去作でトップクラスではないかと思う。 個人的には戦史に聞いていた表題の「重戦車対巡洋艦」...
前の刊「白い艦隊」(光文社)では米海軍の世界周航を描いていたが、その時に足りなかった戦闘描写の鬱憤を晴らすかのように「描くぜ描くぜ」とばかりに描いている。 もうどれもノリにのっている感じで、過去作でトップクラスではないかと思う。 個人的には戦史に聞いていた表題の「重戦車対巡洋艦」を詳しく読めただけでも大満足。
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