マンガでよくわかる 1on1大全 の商品レビュー
1on1のやる意義~やり方までが網羅的に書かれた本 良書に出会えました。本の題名の通り”1on1”について書かれた本です。 日本型雇用形態の崩壊により、自分自身でキャリアを作っていかなければならない時代に、会社と言う組織に属し、その中でどの様に自己実現を行っていくのか、そして...
1on1のやる意義~やり方までが網羅的に書かれた本 良書に出会えました。本の題名の通り”1on1”について書かれた本です。 日本型雇用形態の崩壊により、自分自身でキャリアを作っていかなければならない時代に、会社と言う組織に属し、その中でどの様に自己実現を行っていくのか、そして上位者として部下の自己実現をどの様に図っていくのかについて詳細に書かれている。 コロナを経てだいぶ対面で仕事が出来るようになってきたが、円安が物語っている様に先行きが不安な状況は変わりません。その中で、僕の立場からすると、上司として部下のキャリアや人材の定着観点で”1on1”の持つ意味を再考させられた。 今まで自身の実施していた”1on1”と言うと、部下からの悩みの相談の場でそこに自身の経験やアドバイスをフィードバックするだけの時間になっていたなと。しかしそれではダメで、いかに部下に考えさせるのか、それに対していかに支援型上司としてフォローできるのかと言う事が、部下のモチベーション向上だけでなく、上司と部下の信頼関係の向上、組織への定着を図る術であるという事を知ることができた。 ただ、この考え方は、部下側にも十分に理解してもらわないと、結局部下側の話たいことを話して終わりになってしまうので、改めてコミュニケーションを取った上で実践しようと思える本でした。 この本は、上司視点、部下視点、両側面から記載されているので、円滑なコミュニケーションを望むすべてのビジネスマンに読んでもらいたい本です。
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1on1の目的、部下の自律支援のための時間であること、上司の問題解決型思考が敵であること、など、ふんわり1on1という言葉で丸め込まれて何していいかわからない状態から脱したように思う。 上司にも共有し、時間を良くしていきたい。メンターとしても生きるかも。
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「社内で幹部が勧めていた本なので買ってみました。 とても読みやすく、分かりやすいです。 (漫画のリアリティがあります) 私も社内で「1on1を部下とやりましょう」と言われ既に何年か経過していますが、なかなかその意義が理解できず、また部下の方々も「そんなの改めてやらなくても十分コ...
「社内で幹部が勧めていた本なので買ってみました。 とても読みやすく、分かりやすいです。 (漫画のリアリティがあります) 私も社内で「1on1を部下とやりましょう」と言われ既に何年か経過していますが、なかなかその意義が理解できず、また部下の方々も「そんなの改めてやらなくても十分コミュニケーションはとれてますよ」と言ってくれ、きちんとできていなかった、というのがあります。 これを読むと、こういうパターンの時はこういう風に話をもっていくのね、というのが理解できるようになるので、できるような気がしてきます。 1on1という改まった場に限らず、普段のコミュニケーションを円滑にするためにも読んでおくとためになるかもしれません。
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私にとっては、1on1関連書籍の決定版。元々すり合わせ、ボトムアップ型で、部下の非公式の力がいっそう強くなりつつある日本。1on1の成功の鍵は部下にあると論じ、そのハウツーを具体的に提供している点が秀逸。
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