昭和50年代東京日記 の商品レビュー
泉麻人さんは旅のエッセイをセンス良く書いているイメージがあるが、数年前には橋本で「相模線セミナー」なるマニアックな講演会があり、その際にありがたいお話を聴講した。「相模線は地方に行かなくてもボタンを押して乗降できる体験ができますよ」と称賛されているのかわからない推しもあった。そ...
泉麻人さんは旅のエッセイをセンス良く書いているイメージがあるが、数年前には橋本で「相模線セミナー」なるマニアックな講演会があり、その際にありがたいお話を聴講した。「相模線は地方に行かなくてもボタンを押して乗降できる体験ができますよ」と称賛されているのかわからない推しもあった。そんな泉麻人さんの昭和50年代のお話が盛りだくさん。ソニーだとウォークマンとかベータとか懐かしい。ユーミンの「天気雨」という曲は八王子から茅ヶ崎まで相模線に乗って行くというもの。偶然にも相模線で繋がった。
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荒井由実、シュガーベイブ、限りなく透明に近い~、ナイアガラ etc. etc..... 少し上の世代のカルチャー、そして東京の話。 ちょっと思ったのと違った。その時の空気は多少感じられたけど、分かる人には分かる、面白く懐かしい話なのだろう。 70年代後半になり、ウォークマンが出てきたり、『金魂巻』が流行ったあたりは、遠く、関西の田舎にいてても同じ(いや、似たような)感慨には耽れたか。 そもそも、この手の「軽」チャーな話は、昔から興味のない範疇だったなと、読んでて思い出した(苦笑)
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