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言語オタクが友だちに700日間語り続けて引きずり込んだ言語沼 復刻版 の商品レビュー

4.2

12件のお客様レビュー

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2024/10/16

ゆる~い対話本なので読みやすく、また著者の言葉愛が深淵で、気がついたら言葉の魅力の虜に、とまんまと術中にはまる好著。

Posted byブクログ

2024/08/28

2024年「言語オタクが友だちに700日間語り続けて引きずり込んだ言語沼」読了。COTENラジオの合間にちょこちょこ聞いていたゆる言語ラジオの二人が書いた一冊。本の内容がタメになるとか面白いとかいうよりも、言語に対する探究心が感じられる。あとがきには「言語の面白さを伝える本が作り...

2024年「言語オタクが友だちに700日間語り続けて引きずり込んだ言語沼」読了。COTENラジオの合間にちょこちょこ聞いていたゆる言語ラジオの二人が書いた一冊。本の内容がタメになるとか面白いとかいうよりも、言語に対する探究心が感じられる。あとがきには「言語の面白さを伝える本が作りたい」と書いてあったが、(ラジオでも同じだけど)何事にも興味を持って問いを立てることステキさがこのコンテンツの最大の特徴だと思う。

Posted byブクログ

2024/08/03

友人に教えてもらったYouTube、Podcast番組の本です。 僕は2024年の春からPodcastで聴き始めました。 すぐに買っていたのですが、初回から聴いていたので著書の話題が出るまでは熟成させていました。 初版本が出るまでのトラブルやご苦労を知らずにいたので手にしている本...

友人に教えてもらったYouTube、Podcast番組の本です。 僕は2024年の春からPodcastで聴き始めました。 すぐに買っていたのですが、初回から聴いていたので著書の話題が出るまでは熟成させていました。 初版本が出るまでのトラブルやご苦労を知らずにいたので手にしている本作が「復刻版」ということ、版元が彼らの事を好きすぎるバリューブックスだという事に読み始めてから気づきました。 いつも番組で聴いているようなやり取りでとても楽しく、読み易かったです。

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2024/06/22

”言語学者”ではなく言語”オタク”、会社員兼ユーチューバーとその友達の会話。ネタは無料で無限、研究し放題。とても面白い P019 言語は、結論だけわかるのに過程がわからない身近な証明問題の宝庫 P040 一見不可解な「ある/いる」の使い分けを説明できる鍵。これがアニマシー(有...

”言語学者”ではなく言語”オタク”、会社員兼ユーチューバーとその友達の会話。ネタは無料で無限、研究し放題。とても面白い P019 言語は、結論だけわかるのに過程がわからない身近な証明問題の宝庫 P040 一見不可解な「ある/いる」の使い分けを説明できる鍵。これがアニマシー(有生性)です。 P072 元の言語が濁音になるとマイナスイメージになる現象を濁音減価と言います P092 「あのー」は○○を検討している時にしか使えないが「えーっと」はオールマイティなフィラー P100 一方「えーっと」はモジモジアピール機能は持ちません。 P120 「や・ら・わ」は接近音やはじき音というカテゴリーで「あかさたなはま」とはカテゴリーが違う P142 オノマトペは最初の子音と2番目の子音で意味の担当が違う。最初の子音は触感、2番目の子音は運動の特徴を表す P164 日本語は動詞の様子をオノマトペを用いて修飾するけど、英語はオノマトペ的な意味を乗っけた固有の動詞がある。日本語と英語はそもそも設計が違う

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2024/06/16

ポッドキャストやyoutubeで「面白い!」と思っているなら、本書も必ず楽しめる。 普段ポッドキャスト版を聴いているので視覚資料がないまま内容を理解しようとしてしきれていないが、本書では丁寧な解説が要所要所に出てくるのでわかりやすかった。

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2024/04/13

YouTubeチャンネル、ゆる言語学ラジオを視聴している人にはお馴染みの2人による軽妙な言語学トークを書籍にしたもの。 視聴者にとってはほとんどがチャンネルで観た内容なので目新しさはないが、学問分野の入口として親しみやすい。ただ、会話調の文体がくだけすぎている感があり、人によって...

YouTubeチャンネル、ゆる言語学ラジオを視聴している人にはお馴染みの2人による軽妙な言語学トークを書籍にしたもの。 視聴者にとってはほとんどがチャンネルで観た内容なので目新しさはないが、学問分野の入口として親しみやすい。ただ、会話調の文体がくだけすぎている感があり、人によっては合わないかもしれない。

Posted byブクログ

2024/03/22

しまった、これを先に読んでおけば、「言語の本質」(今井むつみ)がずーっと読みやすかったはず、というのが一番の感想。「音象徴」の考え方がとてもわかりやすく説明されている。「言語の本質」では、そこを咀嚼するのに結構時間がかかったのだ。本書でも触れられている通り、ソシュールによる「言語...

しまった、これを先に読んでおけば、「言語の本質」(今井むつみ)がずーっと読みやすかったはず、というのが一番の感想。「音象徴」の考え方がとてもわかりやすく説明されている。「言語の本質」では、そこを咀嚼するのに結構時間がかかったのだ。本書でも触れられている通り、ソシュールによる「言語の恣意性」理論が聞きかじりの半端な知識としてあったためだと思う。そこらへんが整理できて、とても勉強になった。 普段何気なく使っている言葉をあらためて考えてみるのは、本当に面白いことだ。ただし、言語学という学問になると、なんというか、非常に辛気くさい。そもそも学問ってそういうものかもしれないが、言葉は誰もが日々使っているものなので、何をゴチャゴチャ言ってるんだ?という感覚が強くなるのだろう。本書は、そこらへんの塩梅がうまくて、あまり学問的な細かいところに分け入らず、でもしっかりと専門家らしい説明がされていて、興味深く読めた。 へぇ~という話がいろいろ出てくるので、言葉についての小ネタが好きな人向け(わたしみたいな)。どれも面白いなかで、「アニマシー」という考え方が新鮮だった。わたしたちは、「生物っぽさ」を感じるかどうかで無意識に言葉を選んでいるというのだが、それが臨機応変であるというところに、あらためて人間の脳のすごさを思い知らされる。 ラジオでしゃべったものが元なので、文字におこすと相棒の合いの手がちょっとしつこい感じもするけど、まあこれはご愛敬かな。

Posted byブクログ

2024/03/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「ゆる言語学ラジオ」にハマり、読みました。 2人の会話形式で適度に脱線がある文章なので、さらさら読むことができ、日常生活での例などを挙げ分かりやすく説明してくれるため、かなり読みやすかったです。 個人的には連濁に法則性があることが特に驚きました。

Posted byブクログ

2024/02/03

いつもYouTubeやPodcastで楽しく聞いているチャンネルの本。その延長上の対話形式本。さくっと楽しく読めた。アニマシー、音象徴、フィラー、音韻?、オノマトペ、「を」格。まさに「母語話者なのに?!」意識していなかったいろいろがまだまだあるなあと気づく。 楽しくてふかーい言語...

いつもYouTubeやPodcastで楽しく聞いているチャンネルの本。その延長上の対話形式本。さくっと楽しく読めた。アニマシー、音象徴、フィラー、音韻?、オノマトペ、「を」格。まさに「母語話者なのに?!」意識していなかったいろいろがまだまだあるなあと気づく。 楽しくてふかーい言語「沼」への誘い。

Posted byブクログ

2024/01/13

すごく目からウロコという本ではないが読んでいて面白い まったく興味はないが言語の世界ってこんななのかなと少し面白さがわかった気がする

Posted byブクログ