1,800円以上の注文で送料無料

すばらしい医学 の商品レビュー

4.2

22件のお客様レビュー

  1. 5つ

    6

  2. 4つ

    11

  3. 3つ

    3

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2024/08/07

2023年刊。前作が「すばらしい人体」で生命の神秘賛歌の方向。本作は「こんなにも危うく脆い」事を主題としたとの事。正に一般向けで、専門用語などで混乱することは無かった。断片的な知識の整理にも良い。外科医師としての執刀の現場視点から書かれた内容にも惹き付けられた。歴史には興味がまる...

2023年刊。前作が「すばらしい人体」で生命の神秘賛歌の方向。本作は「こんなにも危うく脆い」事を主題としたとの事。正に一般向けで、専門用語などで混乱することは無かった。断片的な知識の整理にも良い。外科医師としての執刀の現場視点から書かれた内容にも惹き付けられた。歴史には興味がまるで無いのだが、知と技術の進歩の件はとても興味深かった。先端医学にも触れているが、日常から伺える事象を医学の見地から解説してくれている事も、実に面白く読めた。

Posted byブクログ

2024/07/28

人体とは? →とてもよくできているもの。しかし、弱くて脆いもの。 医学とは? →過去の偉人達の研究の積み重ね。消毒や麻酔ですら、当たり前になったのは本当に最近の話。

Posted byブクログ

2024/07/27

息抜き本。面白かった。 以前読んだ『黒衣の外科医』が巻末の読書案内のなかにあって、そういうのちょっと嬉しい。

Posted byブクログ

2024/07/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

こんなにも医学に関してわかりやすい本があるのかと驚きました。素人が読んでも楽しめます。何より、ここ100年ほどでの医学の進歩には感謝することばかりです。現代に生まれてよかったと思えます。読んでよかった1冊。

Posted byブクログ

2024/06/26

すばらしい人体。に続く医学編。 ただ、今回は、結構知っている話が多かったんだよね。 なので、私は「すばらしい人体」の方が読み応えがあったかな。 ただ、知っていながら考えてもいなかったことで、言われてみれば!と思ったことも。 その一つが、「食べ物の通り道に迂回路はない」ってこと。...

すばらしい人体。に続く医学編。 ただ、今回は、結構知っている話が多かったんだよね。 なので、私は「すばらしい人体」の方が読み応えがあったかな。 ただ、知っていながら考えてもいなかったことで、言われてみれば!と思ったことも。 その一つが、「食べ物の通り道に迂回路はない」ってこと。 本州の交通網を考えると、東海道新幹線があり、東海道本線があり、東名高速道路があり、第二東名高速道路もあり、中央道もある。 そのどれかが、万が一通れなくなっても、迂回ができて、東京から大阪方面には時間はかかるが行かれる。 なのに、人体の中は消化管という一本道だけ。 言われてみればすごいなーと思った。 一本道、大事にしないとね。

Posted byブクログ

2024/05/04

人体の各機関の働きや、手術、薬の歴史についてわかりやすく書いてあります。 有名な病気の名前もたくさん出てきます。 読みやすいです。

Posted byブクログ

2024/05/01

医療の発達が分かりやすく、書かれていて、読みやすい。 一般に知られる医療言葉は、それを考案したり、発明発見した人の名前から来ていることが多いことを知り、先人医療者たち奮闘を感じる。 それにしても、つい100年ほど前は麻酔も消毒もなく手術されていたなんて、患者もお医者さんも恐ろしい...

医療の発達が分かりやすく、書かれていて、読みやすい。 一般に知られる医療言葉は、それを考案したり、発明発見した人の名前から来ていることが多いことを知り、先人医療者たち奮闘を感じる。 それにしても、つい100年ほど前は麻酔も消毒もなく手術されていたなんて、患者もお医者さんも恐ろしい時代だったのね。 現代の医療を受けられる時代に生まれて良かった(笑)。

Posted byブクログ

2024/03/30

第一章:あなたの体のひみつ、第二章:画期的な薬、精巧な人体、第三章:驚くべき外科医たち、第四章:すごい手術、人体を脅かすもの。著者がいう「人体はいかによくできているか」しかし、「人体はいかに弱くて脆いか」。とても興味深く読むことができた。

Posted byブクログ

2024/03/16

今では当たり前の麻酔と消毒だが、 普及したのは割と最近でびっくり。 昔の手術は患者も医師も本当大変だったと 思います。

Posted byブクログ

2024/03/03

筆者は外科医だけあって、手術やそれに使用される機器の説明が秀逸である。 術後、体内にガーゼが残されたってことを、ごくたまに記事で見かける。「そんなこと、ありえんやろ」、「なんてヤブ医者なんだ」なんて考えていたが、本書でその手術の状況を説明されると、「あり得る話だ」と納得させられる...

筆者は外科医だけあって、手術やそれに使用される機器の説明が秀逸である。 術後、体内にガーゼが残されたってことを、ごくたまに記事で見かける。「そんなこと、ありえんやろ」、「なんてヤブ医者なんだ」なんて考えていたが、本書でその手術の状況を説明されると、「あり得る話だ」と納得させられる(当然、そんなことはあってはならないことだが)。 どの項も筆者の表現が分かりやすく、面白い。是非、読んでみるべき一冊だと思う。

Posted byブクログ