犬が看取り、猫がおくる、しあわせのホーム の商品レビュー
私もここで最期を迎えたいと思いました。入居者も犬猫もみんなで幸せに生きられる空間。全国に広がれば良いなと思いますが人材不足が深刻でしょうしなかなか難しいのかな。涙腺弱くなって何度も涙しながら読了。
Posted by
★犬や猫と暮らせる夢のような老人ホームのお話★ その老人ホームは、利用者さんと一緒に犬や猫が生活しています。この本は、老人ホームに入居してからも、犬や猫と一緒に暮らせる施設の日常の様子を切り取った微笑ましい写真と文章で構成されています。施設に入居してしまったからと人生を諦めるので...
★犬や猫と暮らせる夢のような老人ホームのお話★ その老人ホームは、利用者さんと一緒に犬や猫が生活しています。この本は、老人ホームに入居してからも、犬や猫と一緒に暮らせる施設の日常の様子を切り取った微笑ましい写真と文章で構成されています。施設に入居してしまったからと人生を諦めるのではなく、自分らしく生きることができるという可能性を感じます。犬や猫が人に寄り添い、人間ではできないケアをしてくれています。人生の最期に家族のように大切にしていた動物と共に生活できたら…夢のようです。
Posted by
朝日新聞be on Saturdayより 涙無くしては読めない 老いた人間、老いた犬猫 ともに手を取り合って老いていく あたたかな気持ちで最期を迎える そんなユートピアがここ、「さくらの里」である 後半、施設長がこの施設を立ち上げるきっかけとなったエピソードを知った。いたたま...
朝日新聞be on Saturdayより 涙無くしては読めない 老いた人間、老いた犬猫 ともに手を取り合って老いていく あたたかな気持ちで最期を迎える そんなユートピアがここ、「さくらの里」である 後半、施設長がこの施設を立ち上げるきっかけとなったエピソードを知った。いたたまれない話しだった ご高齢の方が自宅で動物を飼うということはハードルが高いが、暮らしの張り生きがいになることは必須だ。 施設スタッフの方々に頭が上がらない。 著者の方が言っているよう、待遇改善求めます!
Posted by
動物に関する話はどうしても泣けてしまう。 さくらの里を設立した若山施設長が動物を受け入れる介護施設を作ったのは下記のような事から。 かつて、レオという犬を可愛がっていた老人がいたが、その老人が施設に入らなくてはならなくなった。 しかし、レオを引き取るという方が現れず、レオは保健...
動物に関する話はどうしても泣けてしまう。 さくらの里を設立した若山施設長が動物を受け入れる介護施設を作ったのは下記のような事から。 かつて、レオという犬を可愛がっていた老人がいたが、その老人が施設に入らなくてはならなくなった。 しかし、レオを引き取るという方が現れず、レオは保健所へ… 自分がレオを殺した、と自分を責め続けたその方は3か月以上泣き続け、生きる力を失い半年後に亡くなったという。 悲しい話、の一言で簡単に済ます事はできないし、当時は誰もがそうする以外に方法は無かったのだと思う。 犬、猫との同居によって、 ・余命3ヶ月が10ヶ月に伸びた方 ・犬への愛情により、認知症が(少し)回復した方 ・一度は失った愛犬との記憶を、愛犬と再び過ごすことで取り戻した方 ・人間の動物だけではなく、施設内の動物同士の絆 とにかく涙無しには読めないエピソードが満載だ。 自分も猫を飼っているので、どんな気分の時でも自分を温かい気持ちにさせてくれる動物の力をよく知っている。 老いていき、体や頭の自由が効かなくなった人達に最後の生きる力を与えてくれる動物たち。 このような動きが全国的に広がって欲しいと思うと同時に、介護職の皆さんへの尊敬も忘れないようにしたい。少しでも待遇がよくなる社会になってくれる事を心から願う。
Posted by
泣けた…… 障害をもつ子どもと、親が一緒に入れる施設があったらいいのにと前々からずっと思っていたのだけれど、同じように、一緒に暮らす犬や猫たちと人が最期の時間を過ごせる場所が、あったんだなあ。知らなかった。同じ家族だもんね。 同じような場所がもっと増えたなら、殺処分も少なくなるの...
泣けた…… 障害をもつ子どもと、親が一緒に入れる施設があったらいいのにと前々からずっと思っていたのだけれど、同じように、一緒に暮らす犬や猫たちと人が最期の時間を過ごせる場所が、あったんだなあ。知らなかった。同じ家族だもんね。 同じような場所がもっと増えたなら、殺処分も少なくなるのかな…
Posted by
犬や猫と一緒に暮らせる老人ホームでのエピソードや写真集。私も高齢になったらここで暮らしたいなあと思った。
Posted by
前に読んだ「看取り犬・文福の奇跡」は、飼い猫や飼い犬と一緒に入居できる施設、そして保健所や東日本大震災の被災地から保護した犬や猫と一緒に生活できる施設で、筆者はこの施設の施設長である若山三千彦さんでした。「看取り犬・文福の奇跡」から3年…本作はこの施設のことを、沢山の写真ととも...
前に読んだ「看取り犬・文福の奇跡」は、飼い猫や飼い犬と一緒に入居できる施設、そして保健所や東日本大震災の被災地から保護した犬や猫と一緒に生活できる施設で、筆者はこの施設の施設長である若山三千彦さんでした。「看取り犬・文福の奇跡」から3年…本作はこの施設のことを、沢山の写真とともに「盲導犬クイールの一生」を執筆された石黒謙吾さんが紹介しています。 同じエピソードもあったけれど、写真だとまた伝わってくるものが違いますね!なんとも、入居者さんと犬や猫の表情がいいです!保健所から保護され看取り活動を行っている保護犬の文福は元気でしたが、一緒に保護された保護犬大喜は横になっていることが多く、食事量も減って自身で歩くことも難しくカートを使う練習をしていました。いずれ、入居者さんと職員で看取ることになるんでしょうね…。そんな大喜の様子を心配そうに見ている文福の姿がまた切ない…。 看取り犬がいて、看取りを行う猫もいたんですって…保健所から保護されたトラは、入居者さんが調子が悪くなるとそっと寄り添う、トラに看取ってほしいと言っていた2人の入居者さんを看取り、そしてトラは入居者さんと職員の手によって看取られています。 『老いた人間がいる。その横に老いた犬と猫がいる。そしてともに、手を取りあって老いていく。人と犬と猫。みんながみんなを思いやり、いたわる、あたたかな気持ちで最期を迎える。そんなユートピアがここにある。』
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
今日11月22日は、ワンワン、ニャンニャンの日(^-^) 石黒謙吾「犬が看取り、猫がおくる、しあわせのホーム」、2023.9発行。2012年に開設、横須賀市、特別養護老人ホーム、さくらの里 山科。定員は人が40人、犬が10匹、猫が10匹。人も犬も猫も、職員もボランティアも、みんな幸せなホームです(^-^)
Posted by
- 1