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美術の愉しみ方 カラー版 の商品レビュー

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6件のお客様レビュー

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2024/07/10

『美術の愉しみ方』を手に取ったのは、美術をもっと楽しむ方法についてのヒントが欲しかったからです。美術は常に私にとって難解で、その捉え方が分からないことが多々ありました。また、美術評論にも興味があり、この本を通じてその世界に一歩踏み出せるかもしれないと期待していました。 実際に読...

『美術の愉しみ方』を手に取ったのは、美術をもっと楽しむ方法についてのヒントが欲しかったからです。美術は常に私にとって難解で、その捉え方が分からないことが多々ありました。また、美術評論にも興味があり、この本を通じてその世界に一歩踏み出せるかもしれないと期待していました。 実際に読んでみると、この本はかなり難解でした。文章を理解するのに時間がかかりました。また、絵や図が少なく、文章だけで美術作品を想像しなければならない部分が多かったため、視覚的な助けがほしいと感じることもありました。 それでも、この本には美術の楽しみ方に関する多くの洞察が詰まっており、何度も繰り返し読む価値があると感じました。一度読んだだけでは全てを理解することは難しいかもしれませんが、繰り返し読むことで徐々にその内容が身に付いてくるでしょう。この本を通じて、美術作品を鑑賞する際の新しい視点を学び、より深く美術を楽しむことができるようになることを期待しています。

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2024/03/23

長く美術館の館長を歴任してきた著者が、美術の世界へ誘う。7つの美術への扉を提示してくれるけど、一番は分からないものに対した時だろうね。 美術に限らず、人は自分が理解できないものに無関心だ。無関心ってことはその人にとって存在しないも同じこと。これがよろしくない結果を生み出す。 分か...

長く美術館の館長を歴任してきた著者が、美術の世界へ誘う。7つの美術への扉を提示してくれるけど、一番は分からないものに対した時だろうね。 美術に限らず、人は自分が理解できないものに無関心だ。無関心ってことはその人にとって存在しないも同じこと。これがよろしくない結果を生み出す。 分からないものにどう対峙していくか。難しいよね。

Posted byブクログ

2023/12/16

私はこれまで、何度か美術館を訪れたことがあるが、自分がなぜそこに行きたいかについては、深く考えて来なかった。この本を読んだことで、少し、その理由が明らかになったような気がした。 なぜ、人は美術館に行くのだろうか。自分の知性を誇るためだろうか、それとも、美術に関する知識を学ぶため...

私はこれまで、何度か美術館を訪れたことがあるが、自分がなぜそこに行きたいかについては、深く考えて来なかった。この本を読んだことで、少し、その理由が明らかになったような気がした。 なぜ、人は美術館に行くのだろうか。自分の知性を誇るためだろうか、それとも、美術に関する知識を学ぶためだろうか。 動機は何であれ構わないだろう。だがこの際、何よりも本質的な疑問は、「なぜ、人は美術品に魅了されるのか」ではないだろうか。そこに、人々がパーティーや図書館ではなく、美術館へと足を運ぶ真の理由があるはずだ。 美術品とは、作家の感性と知性が作り上げた作品である。この作品を「鑑賞」することは、その作家が世界に対して抱いた感情や思想を、主観的に捉えて吸収することなのだ。人々が美術品に惹かれる理由が、ここにある。 他者に対するコミュニケーション欲求と、世界に対する学習意欲が、私が思うに、人々が美術に興味関心を持つ上での、大きな原動力となるのだ。

Posted byブクログ

2023/12/09

絵の見方がわからない、もっとよく絵を理解したい、そんな人に格好の書だろう。 第1章「関心を開く」から第8章「判る判らない」まで、図版80点とともに、丁寧に解説されている。 絵画の価値について、「その世界に入り込んで、どれだけ見る者の精神を生き生きさせることが出来るか、その刺激によ...

絵の見方がわからない、もっとよく絵を理解したい、そんな人に格好の書だろう。 第1章「関心を開く」から第8章「判る判らない」まで、図版80点とともに、丁寧に解説されている。 絵画の価値について、「その世界に入り込んで、どれだけ見る者の精神を生き生きさせることが出来るか、その刺激によってどれだけ自分の世界を広げ豊かにするきっかけを得られるか、そしてそのことをどれだけ多くの人に浸透させられるかにかかっている」としている。

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2023/12/03

「作品の価値は、その世界に入り込んで、どれだけ見る者の精神を生き生きさせることができるか、その刺激によってどれだけ自分の世界を広げ豊かにするきっかけを得られるかにかかっている」 「そうした愉しみにたどり着くために、肝心なのは自分で扉を開けることである」 作者の美術の味方を通して...

「作品の価値は、その世界に入り込んで、どれだけ見る者の精神を生き生きさせることができるか、その刺激によってどれだけ自分の世界を広げ豊かにするきっかけを得られるかにかかっている」 「そうした愉しみにたどり着くために、肝心なのは自分で扉を開けることである」 作者の美術の味方を通して自分の美術に対する見方が少し軽くなった気がする。これを機に美術の扉を自分で開いてみようと思う。

Posted byブクログ

2023/09/13

プロが伝授する、愉しみ方の極意。80点のカラー図版とともに、美術の愉しみ方を伝え、東西の名品の魅力を読み解く。

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