こんな感じで書いてます の商品レビュー
群ようこさんの本を初めて読んだ。友人から、読み終わったからあげる、といきなり渡された本だ。 なんとなくのイメージで、大変失礼ながら、ふわふわした本を書く人なのかと思っていた。完全なる先入観である。 他の本を読んだことがないので分からないのだけど、だいぶ外から自分を見て書いてい...
群ようこさんの本を初めて読んだ。友人から、読み終わったからあげる、といきなり渡された本だ。 なんとなくのイメージで、大変失礼ながら、ふわふわした本を書く人なのかと思っていた。完全なる先入観である。 他の本を読んだことがないので分からないのだけど、だいぶ外から自分を見て書いている、と言う印象の文体。なんだか、自分のことをすごくぶっきら棒に表現している。 作家としての生い立ち、日々の生活など淡々と描かれていて、流麗な文章と言う感じでもないし、ものすごく面白いエピソードがてんこ盛り!と言う訳でもないのに、なぜか読み続けてしまう。これぞまさにエッセイの真髄なのか! 昔の男女雇用機会「不均等」な出版業界界隈の話や、いろんな人に恵まれて仕事を続けて来た話など、読書好きなら興味をそそられる話もたくさん。 これからは、もう少し群ようこを読んでみよう。
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これまでに4冊、群さんの著書を読んでいたが、原稿を書いて編集者に提出するまでの内幕をさらけ出している内容で大変楽しめた.ネタの見つけ方の件が面白かった.p95に「頭の中の引き出しは、経験、読んだ本、聴いた音楽、見た絵画など、それらを体感したときの気持ちが、入れられている気がする....
これまでに4冊、群さんの著書を読んでいたが、原稿を書いて編集者に提出するまでの内幕をさらけ出している内容で大変楽しめた.ネタの見つけ方の件が面白かった.p95に「頭の中の引き出しは、経験、読んだ本、聴いた音楽、見た絵画など、それらを体感したときの気持ちが、入れられている気がする.引き出しの中身を充実させ、うまく引き出せば、書くネタには困らなくなるだろう.」とあったが、何にでも興味を持って接することが肝要だとおっしゃっていると感じた.
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「書く暮らし」についてのエッセイ。 「群ようこ」が降りてきて、書いて、去っていく。 作家としての自分をある種別人格と捉えているのが興味深い。
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『本の雑誌』年間ベスト10 10位 星2.5 正直、ベスト10に入る本かな?という気もする。身内びいき?しかし、40年以上にも渡って人気作家であるのは大変なことだと思う。群ようこさんの文はとりわけうまいとも思わないのだが、なぜか読んでみたくなる。 「けな三、ほめ七」という...
『本の雑誌』年間ベスト10 10位 星2.5 正直、ベスト10に入る本かな?という気もする。身内びいき?しかし、40年以上にも渡って人気作家であるのは大変なことだと思う。群ようこさんの文はとりわけうまいとも思わないのだが、なぜか読んでみたくなる。 「けな三、ほめ七」という言葉が気に入った。昔、書評を書くときに、けなすのは3割、褒めるのは7割で書け、と言われていたらしい。その本を手に取ったということは、タイトルに惹かれたなど、なんらかの惹かれるものがあったからで、すべてけなすということはないということらしい。私もレビューを書く時など、気をつけようと思う。
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著者がどのように作家になったのかや仕事に向き合う姿勢などを綴った一冊。 ・本を出すということは一人ではできず、編集者と取り組んでいくこと ・読者からおもしろいと言われるのが嬉しいが、罵倒のような感想も来て、申し訳ないと思いつつ受け流すこと この2点が、自分の仕事にも共通すると感じ...
著者がどのように作家になったのかや仕事に向き合う姿勢などを綴った一冊。 ・本を出すということは一人ではできず、編集者と取り組んでいくこと ・読者からおもしろいと言われるのが嬉しいが、罵倒のような感想も来て、申し訳ないと思いつつ受け流すこと この2点が、自分の仕事にも共通すると感じて心に残った。
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群ようこさん、何冊目かな。平成に入ってから一番多く読んでいる作家さんだと思う。 このエッセイもテンポリズムよくとんとん読み進めた。この人は本当に文才があるのだと思う。それはストーリーに思わぬ仕掛けがあるとかしっかりした骨格を持った意外性のあるストーリーだとかいうものではなく、も...
群ようこさん、何冊目かな。平成に入ってから一番多く読んでいる作家さんだと思う。 このエッセイもテンポリズムよくとんとん読み進めた。この人は本当に文才があるのだと思う。それはストーリーに思わぬ仕掛けがあるとかしっかりした骨格を持った意外性のあるストーリーだとかいうものではなく、もっと単純に文字を追うということを楽しめる作家であるということだ。 もちろん、それは個人個人で違う感性であるから一概には言えない。ただ、私にはこの人の波長が実にぴったりとくる。考え方も文体も読んでいて実にしっくりとくるのである。生きてきた世代も一緒であるから、親近感も多々ある。 けど、これまでのエッセイにはない、あまり見られない、切り込んだ憤りのある文調も見られた。もしかしたらほんとうに本当に本音をここで暴露して見せたという部分もあるのかもしれない。 なんにしても私は今後もこの人とともに読書人生を歩むことになると思う。
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「群ようこ」としてデビューする前から、現在専業作家で活躍しているまでの様子が描かれたエッセイ集。24本が収められている。 前半の話は、以前『別人 群ようこのできるまで』で読んでいたので、少々退屈だった。しかしその後、専業作家になってからの話は面白く、大笑いしながら読んだ。 「書く...
「群ようこ」としてデビューする前から、現在専業作家で活躍しているまでの様子が描かれたエッセイ集。24本が収められている。 前半の話は、以前『別人 群ようこのできるまで』で読んでいたので、少々退屈だった。しかしその後、専業作家になってからの話は面白く、大笑いしながら読んだ。 「書く仕事」につくためには、たくさん本を読み"書くこと"が好きでなければ続かない、という話が印象深かった。
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群さんが作家になった過程が綴られていて、作家と編集者との関係など、「本」の世界がわかる本。 なにより、群さんが原稿を仕上げるようすが興味深い。 SNS など、誰でも書ける時代だけど、子供頃の読書量と、仕事中に「群ようこが降りてくる」なんて、普通じゃない。 また、「タイパ」を...
群さんが作家になった過程が綴られていて、作家と編集者との関係など、「本」の世界がわかる本。 なにより、群さんが原稿を仕上げるようすが興味深い。 SNS など、誰でも書ける時代だけど、子供頃の読書量と、仕事中に「群ようこが降りてくる」なんて、普通じゃない。 また、「タイパ」を気にしたり、流行りの作品しか読んでない作家志望者への厳しめコメントで、作家が簡単じゃないのがわかる。 でも、こんなの読んだらって『世界の悲惨1~3』『東京の生活史』をオススメしている。 作家志望じゃないけど読んでみたい。
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やる気ない感じでもなく、かといって頑張ってます!という感じでもない。バランス感覚がお見事。だからこそ長く書いてこられたのだなと納得。もう何年前になるか忘れたけれど、群さんのエッセイを読んで本の雑誌を知り、それからずっと本の雑誌を愛読。読書の沼にずぶずぶと…今回のエッセイは本の雑誌...
やる気ない感じでもなく、かといって頑張ってます!という感じでもない。バランス感覚がお見事。だからこそ長く書いてこられたのだなと納得。もう何年前になるか忘れたけれど、群さんのエッセイを読んで本の雑誌を知り、それからずっと本の雑誌を愛読。読書の沼にずぶずぶと…今回のエッセイは本の雑誌を読み、そこで紹介されていたので読みました。あとがきがグッときました。
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昔からなぜか群ようこさんの文体が好きだった。 肩肘張らずに、すっと入ってくる。 そういえば、群さん本の雑誌社出身だったな、と。 そんなに熱心なファンではないのだけれど、なんとなく、界隈の雰囲気が感じられる
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