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おひとりさま日和 の商品レビュー

3.6

74件のお客様レビュー

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2024/09/21

アンソロジー。書き下ろし短編集。 短編って、連作でもなけりゃ物足りない感になるような気もするけど、タイトルに興味惹かれひとず読んでみることに。 絶妙な長さ(短さ?)で、何冊もの本を読めた感じで逆に満足してしまったよ。 登場人物の同じ条件として年齢に違いはあるものの「一人暮らし」と...

アンソロジー。書き下ろし短編集。 短編って、連作でもなけりゃ物足りない感になるような気もするけど、タイトルに興味惹かれひとず読んでみることに。 絶妙な長さ(短さ?)で、何冊もの本を読めた感じで逆に満足してしまったよ。 登場人物の同じ条件として年齢に違いはあるものの「一人暮らし」となっていた。 家族と過ごす煩わしさもあれば、一人暮らしは自由ではあるものの1人ならではの不安な出来事もあり… 若い時にはなんとでもなったり、乗り越えていくこともできたもの。 歳を重ね出来なくなることがあったり、逆に人生経験から対応できることが増えていたり。 この先歳を重ねていったとき、自分ならどうしようかなーと、選択肢が広がるような気持ちと、気力体力がどうなっているだろうという未知なる未来に思いを馳せることも出来る読後の時間を過ごせている。

Posted byブクログ

2024/08/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

6人の女性のおひとり様生活。 離婚したりずっとシングルだったり、突然死別したり経緯はいろいろだけど、6人ともしっかり自分の場所を見つけて、何だかんだあっても逞しい。 頼もしいナイトとの生活「リクと暮らせば」 好きな人が残してくれた生き方で生きる「永久語り」 この2編が心に残った。 こういう友人関係が羨ましい「週末の夜に」 娘がムカつく「サードライフ」 結局お金だよねぇ「最上階」

Posted byブクログ

2024/08/10

松村比呂美さんの「最上階」が一番好き。投資、すごいな。 「週末の夜に」の咲沢くれはさんもよかった。映画見たくなる。 新津きよみさんの「サードライフ」は勇気が出る。打算的な娘よりご近所付き合い最高。シングルの勘違いには笑った。 大崎梢さんの「陸と暮らせば」。そんなシステムの犬がいた...

松村比呂美さんの「最上階」が一番好き。投資、すごいな。 「週末の夜に」の咲沢くれはさんもよかった。映画見たくなる。 新津きよみさんの「サードライフ」は勇気が出る。打算的な娘よりご近所付き合い最高。シングルの勘違いには笑った。 大崎梢さんの「陸と暮らせば」。そんなシステムの犬がいたらホントに素敵。 岸本葉子さんの「幸せの黄色いペンダント」は笑ってしまった。 坂井希久子さんだけは、文章になじめなかった。ゴメン。

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2024/08/07

ライフスタイルも今は色々あるよね。 ひとりが孤独に見えるか自由に見えるか。不便か気楽か。 誰と生きるにしても一人で生きるにしても。 全ての話が沁みました~。

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2024/08/06

いろんな作家さんの話が読めて良かった 自分的には リクと暮らせばの大崎さんと 言う作家さんの話が1番読みやすかった アンソロジー作品は 普段出会えない作家さんの 話が読めてこれがきっかけになって 他の小説を読んでみる事が多いので 楽しめた

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2024/07/23

6人の作家によるおひとりさまアンソロジー。 書き下ろしとのことで、アンソロジー好きとしてはわくわくが止まらない。 私は今のところおひとりさまではなく、家族と住んでいる。 しかし一人暮らしの気ままさや、大変さも体験したことがある(たった2年だけど!)。 その時のことを思い出したり...

6人の作家によるおひとりさまアンソロジー。 書き下ろしとのことで、アンソロジー好きとしてはわくわくが止まらない。 私は今のところおひとりさまではなく、家族と住んでいる。 しかし一人暮らしの気ままさや、大変さも体験したことがある(たった2年だけど!)。 その時のことを思い出したり将来のことを想像したりして読んだ。 「リクと暮らせば」は、犬を飼ってみたい身としてはぜひ利用したいサービス。 動物は、魚も爬虫類も両生類も鳥も哺乳類も好き! だが死んでしまうのが嫌で、実家を出てからは10歳から飼っているカメだけだ。 いつかは犬を買ってみたいけれど、散歩や旅行、どうしよう……。 そんな想いに応えてくれるペットサービス。 番犬にはならなくても、大きい犬がいいな! 「最上階」は小さなマンションでの話。 ちょっとした時に頼み合える関係…素敵だ。 と思いつつも、生まれてからずっとマンション住まいの都会っ子としては、近所付き合いは苦手でもあり……。 (ビジネス陽キャなので普段は家に引きこもっているのが好き) 一人暮らしになったら、ご近所さんともうまくやっていけるといいんだけど。

Posted byブクログ

2024/07/21

おひとり様願望が強いわたしにとっては、本当に切実に素敵な本でした。 もちろん苦労はたくさんあると思うけど、分相応な幸せがたくさんあると思う‼️ 多分いつかおひとり様になるはずなので、目標にしておきたい本です(笑)

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2024/07/20

との話も好きだった。中でも岸本葉子さんが好きだったかな。なかなかこの作家の本がオーディブルになくて残念。少しずつ増えてくるかな。オーディブル

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2024/07/17

平日の昼間、一人で優雅にランチを楽しんでいるマダムを最近良く見かけるようになった。 お一人様が、寂しい・ひとりぼっちというネガティブなイメージから完全に脱却した今日この頃、 一人で映画を観るのが好きだと言うと必ず驚かれていたのが、最近は「私も同じ!」と言われることも多い。 このア...

平日の昼間、一人で優雅にランチを楽しんでいるマダムを最近良く見かけるようになった。 お一人様が、寂しい・ひとりぼっちというネガティブなイメージから完全に脱却した今日この頃、 一人で映画を観るのが好きだと言うと必ず驚かれていたのが、最近は「私も同じ!」と言われることも多い。 このアンソロジーの中の年代も環境も違う主人公たちが迎えるおひとり様の日々は自分の未来の姿であり、理想でもある。 何歳になっても一人でいることを楽しめる人でありたいと思うのでした。

Posted byブクログ

2024/07/12

おひとりさまがテーマの6話の短編集。かつて大家族、そして核家族、そして今や1人暮らしの人は珍しくなく都心では多いくらいでそれぞれストーリーがあるだろう。今回は若者の1人暮らしではなく自分にはより身近な話だった。今後も増え続けそうな高齢単世帯の話は味わいがあって面白かった。

Posted byブクログ