イギリス炭鉱ストライキの群像 の商品レビュー
1984年から1985年にかけてのイギリスにおける炭鉱労働者のストライキを取り上げ、産業民主主義の重要性を説いた本。 ストはサッチャー政権による「強権の合力」により敗れる。 敗北の経験でありつつも「社会運動的労働運動」にまで大きくなった運動から、衰退している日本の労働運動が学...
1984年から1985年にかけてのイギリスにおける炭鉱労働者のストライキを取り上げ、産業民主主義の重要性を説いた本。 ストはサッチャー政権による「強権の合力」により敗れる。 敗北の経験でありつつも「社会運動的労働運動」にまで大きくなった運動から、衰退している日本の労働運動が学べるものは何か。 著者の言う産業民主主義の重要性はよくわかるけど、企業別組合中心の社会でイギリスのような連帯はなかなか難しいと思った。
Posted by
- 1