ティーカップ の商品レビュー
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〝ある処に、故郷で暮らせなくなった男の子がいました。生きていける処を、新たに探さなくてはなりません。男の子の鞄の中には、一冊の本、一本の瓶、一枚の毛布、それにティーカップも一つ持っていました。ティ-カップの中には、男の子がよく遊んだ故郷の土が入っていました・・・〟故郷を離れて暮らさざるを得なくなった人々への思いが込められた、空の青海風の匂い、新しい土地の風景の美しさに魅了せられる、詩情あふれる絵本。
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9歳3ヶ月の娘 6歳3ヶ月の息子に読み聞かせ 素敵な絵にうっとり 内容は なかなか難しい どうしてふるさとをでなきゃいけなくなったのか ティーカップから 芽がでて木に成長する姿が美しい。 最後のページ 女の子と出会ってから 赤ちゃんのような足跡も あるよね??
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ふるさとでくらせなくなった男の子が、生きていけるところをさがしに、1冊の本と一本のビンと1枚の毛布、そしてふるさとの土を入れたティーカップをもってボートに乗りこみました ○青く広い海の上の一人旅 ○ボーイミーツガール
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頼りなさそうな小舟で一人の男の子が陸地を目指す。 その海の風景空の様子、思い出の凧揚げ、そしてティーカップから芽生えたリンゴの木。絵が美しく感動的で見飽きません。素敵な絵本です。
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「ふるさとでくらせなくなった」ために、小さな舟で漕ぎ出した男の子。思い出の場所の土が入ったティーカップを持って、海を渡ろうとしています。美しい油彩のような絵で、広々とした様々な表情の海の風景が描かれます。空の光や雲も、それらを映す海面も、荒れた海の波や泡立ちも、おだやかな美しさに...
「ふるさとでくらせなくなった」ために、小さな舟で漕ぎ出した男の子。思い出の場所の土が入ったティーカップを持って、海を渡ろうとしています。美しい油彩のような絵で、広々とした様々な表情の海の風景が描かれます。空の光や雲も、それらを映す海面も、荒れた海の波や泡立ちも、おだやかな美しさに満ちています。男の子の孤独や不安をやさしく包んでいるようです。そして、遂に「おちつく」場所を見つけたことが、最後のページの絵だけで分かりました。
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戦争で大人達の問題に巻き込まれていく子供達がふと思い浮かぶ。当たり前の大切さ、生きる事の難しさ、と言う言葉が、改めて考えさせられる。ティーカップ、、、なぜティーカップなのかと読み進めていくと、、、結末は人類の誕生に繋がっているあの神話を彷彿とさせる表現が、、、 いろんな角度から描...
戦争で大人達の問題に巻き込まれていく子供達がふと思い浮かぶ。当たり前の大切さ、生きる事の難しさ、と言う言葉が、改めて考えさせられる。ティーカップ、、、なぜティーカップなのかと読み進めていくと、、、結末は人類の誕生に繋がっているあの神話を彷彿とさせる表現が、、、 いろんな角度から描いてある海や影が、立体感と透き通る景色を想像することができる。 素敵です!
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木を見上げるような構図のカットが好きだった。 絵のマット・オットリーさん、 【鳥をつくる】に続いて 今回もモチーフ盛りだくさんの作品を描かれてる。 故郷の土を抱いて果てしない海を渡り、 たどり着いた土地がエデンになるように祈る。 移民問題は 「土地が見つかってよかったね」とは 簡単に言えないところがあるので難しい題材…。 最後に映る禁断の果実を 食べてしまうのか、そのまま無知でいるのか。 聖書の知識がないと難解な作品だなと思うけど、 絵だけでも楽しめる美しさがあるので ちょうどいいバランスなのかなとも思った。 ありがとうございました。
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絵本がその絵と少しの言葉で 自分の気持ちにまっすぐに 向かってくる。 そんな絵本でした。 感じたままでいいし 答えって そこにあるよねって 絵本の原点に触れたような気がしました。 息子たちはもうおじさんになってしまったので 孫が独り立ちしたり 人生の冒険に出かけるときに 自分...
絵本がその絵と少しの言葉で 自分の気持ちにまっすぐに 向かってくる。 そんな絵本でした。 感じたままでいいし 答えって そこにあるよねって 絵本の原点に触れたような気がしました。 息子たちはもうおじさんになってしまったので 孫が独り立ちしたり 人生の冒険に出かけるときに 自分の本棚から プレゼントしたいと思います。 素晴らしい本でした。
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