人情ヨーロッパ 中欧&東欧編 の商品レビュー
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はぁ〜〜〜。おもしろかった〜〜。 今の自分にとって必要な言葉がどくどく溢れてた。 偏屈で内向的、保守的な自分の思考回路を 快活な言葉の表現の力強さと説得力で ぽーんと蹴り飛ばしてくれる感覚。 心地よい。 読んでいてとにかく楽しいのは勿論 単調な、半径片腕ほどの暮らしの中では 知り得なかったその国の文化や歴史を 追体験出来る。 これこそ読書の醍醐味だと思う。 ものごとは何でも、必要だったらうまくいくし うまくいかなかったら必要ないってことだから。
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上巻より下巻のほうが、より引き込まれた。旅先での人とのふれあいと会話で自分の過去の辛いことにどんどん向き合えている様子がわかる。上巻の西欧と北欧から出会いを重ね、だんだん深みを増してきたのだと思う。 私も東欧に行った時に一見親しみにくくいようにみえて、心からのやさしさや思いやりを...
上巻より下巻のほうが、より引き込まれた。旅先での人とのふれあいと会話で自分の過去の辛いことにどんどん向き合えている様子がわかる。上巻の西欧と北欧から出会いを重ね、だんだん深みを増してきたのだと思う。 私も東欧に行った時に一見親しみにくくいようにみえて、心からのやさしさや思いやりを感じることができて深く感動をしたことを思い出した。 特に昨日までのご近所さんが敵になり争いになる話は、実際聞くと心への染み入り具合が断然違うだろう。 最初は正直作者の人へのコミットがToo muchに思えたけど、そういうオープンな態度ではなければ得られない話の数々だった。
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たかのさんの行動力に圧倒された。だが彼女のこのパワフルさは本来のものではなく、自分自身との葛藤や苦しい過去を乗り越えた先に彼女が自力で手に入れたものなのだと思うと、彼女が旅を通して異文化に触れることに魅了されたのはなるほど納得がいくというか、説得力がある。 なんにも取り繕うことな...
たかのさんの行動力に圧倒された。だが彼女のこのパワフルさは本来のものではなく、自分自身との葛藤や苦しい過去を乗り越えた先に彼女が自力で手に入れたものなのだと思うと、彼女が旅を通して異文化に触れることに魅了されたのはなるほど納得がいくというか、説得力がある。 なんにも取り繕うことなく、生身の人間としてまったく馴染みのない場所に訪れ、人と関わることは、今の私にはとても勇気が出ないが、きっと世界が塗り替えられるのだろうなと思う。世界中に大切な人がいるという感覚もどんなものか分からないけど、なんだか素敵なような気がしてくる。
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いつも元気いっぱいでハイテンションな筆者だが、子供の頃につらい思いをしていたのがわかった。見かけだけでは、わからないことってあるのだなと改めて思った。 さて、この本は「純情ヨーロッパ」の後編なのだが、前編は未読。前編は主に西欧、本書は中欧、東欧編。1、2日で一都市をまわり、かつ自...
いつも元気いっぱいでハイテンションな筆者だが、子供の頃につらい思いをしていたのがわかった。見かけだけでは、わからないことってあるのだなと改めて思った。 さて、この本は「純情ヨーロッパ」の後編なのだが、前編は未読。前編は主に西欧、本書は中欧、東欧編。1、2日で一都市をまわり、かつ自分で決めたミッションをこなすという弾丸ツアーなのだが、これが必ず友達ができて、一緒に呑んだり、宿泊させてもらったりと、いつものように、超フレンドリーな旅なのだった。たかのてるこの友達が「私は一度もそんな経験したことないよ!」と言っていたようだが、普通はそうだよね。
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