ねみちゃんのチョッキ の商品レビュー
ねみちゃんがねずみくんのことだけを好きな気持ちがよーくわかるお話。 ねずみくんの勝手に巻き込まれて不満げなねみちゃんですが結局はねずみくんの要求に応えちゃうのね。 最後のページでのどうぶつたちの表情が哀しくもどこか羨ましそうなのはきっとチョッキのことだけではないんでしょうね。 結...
ねみちゃんがねずみくんのことだけを好きな気持ちがよーくわかるお話。 ねずみくんの勝手に巻き込まれて不満げなねみちゃんですが結局はねずみくんの要求に応えちゃうのね。 最後のページでのどうぶつたちの表情が哀しくもどこか羨ましそうなのはきっとチョッキのことだけではないんでしょうね。 結果的に2匹の愛を見せつけられたような形になって可哀想なのに笑ってしまった。
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「ねずみくんの絵本」40巻目 人気のシリーズでしたが、画家の上野紀子さん(奥様) が亡くなられ、作家のなかえよしおさんが一巻目の(50年前の絵本)「ねずみくんのチョッキ」の絵をつかって創られました。 なんとも愛らしい絵本です。 動物たちの表情、かわいいねずみちゃん、もちろん、ねず...
「ねずみくんの絵本」40巻目 人気のシリーズでしたが、画家の上野紀子さん(奥様) が亡くなられ、作家のなかえよしおさんが一巻目の(50年前の絵本)「ねずみくんのチョッキ」の絵をつかって創られました。 なんとも愛らしい絵本です。 動物たちの表情、かわいいねずみちゃん、もちろん、ねずみくん いいなあ また新しく楽しませていただけるなんてうれしいです。 ≪ がんばって 編んだのみんな 毛糸がね♡ ≫
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表紙の、全体に赤を基調とした背景や、「ねみちゃん」が、せっせと編む姿を見ても分かるとおり、今回はいつも以上に彼女の愛を感じさせて、相も変わらず、お熱いですことと思いきや・・・。 ねみちゃんが編んでくれたチョッキを着て、 「ぴったり似合うでしょ?」と、誇らしげな「ねずみくん...
表紙の、全体に赤を基調とした背景や、「ねみちゃん」が、せっせと編む姿を見ても分かるとおり、今回はいつも以上に彼女の愛を感じさせて、相も変わらず、お熱いですことと思いきや・・・。 ねみちゃんが編んでくれたチョッキを着て、 「ぴったり似合うでしょ?」と、誇らしげな「ねずみくん」に、 『いいチョッキだね ぼくも ほしいなぁ』 と、羨ましがる動物たちだったが、内心、 「ふふん、残念でした。そのチョッキはねずみくんにしか編んでくれないんだよ」 と、私が思っていたら、なんとねずみくんは、 『ねみちゃんに いえば すぐに つくってくれるよ』 と言う始末に、「ちょっとちょっと冗談でしょ!?」 と思い、40巻目にして鈍感なのかと驚く私に、そりゃ、ねみちゃんも困惑顔になるでしょうよと心配する中、彼女は『ねずみくんがあんなに私のこと誉めてくれるんだから頑張らなくては』と、健気に編み続けるが、その結末は、意外性がありながらも面白く微笑ましいものがあって、このシリーズらしさはちゃんと引き継いでいるので、ご安心を。 「なかえよしを(中江嘉男)」、「上野紀子」夫妻の、『ねずみくんの絵本』シリーズは、2019年に上野さんがご逝去されても、これまでのシリーズの絵から、なかえさんが考案した話に合うものを選び、それらをパソコンで組み合わせて作るやり方に切り替えながら続けて来られて、本書でついに40巻目となりました。 それを記念して、今回は、タイトルを1巻目の『ねずみくんのチョッキ』に倣い、上野さんの絵は、なるべく1巻目から選んだものにしたことで、これまでの長きに渡るファンの方も、きっと懐かしく感慨深いものがあるのではと思うと共に、その感慨深い気持ちにさせられるのは、なかえさんの上野さんへ送り続ける、決して変わらぬ愛のしるしに、心打たれるものがあるからだということを、これまでのねずみくんとねみちゃんを見て、よく分かりました。改めまして、シリーズ40巻目おめでとうございます。
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