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ムツゴロウさんの最後のどうぶつ回顧録 の商品レビュー

3.4

8件のお客様レビュー

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2024/11/15

最期の集英社プレイボーイ編集部に送った生原稿が掲載されている~1ヒグマのどんべえと暮らした日々2象の孤児院で受けた衝撃3動物たちの性研究4オオカミに魅了された理由5ゼブロイドを探しに~流石の文章力だとは思うもののキレがイマイチ。400×4のエッセイだから章全体のオチがないせいだろ...

最期の集英社プレイボーイ編集部に送った生原稿が掲載されている~1ヒグマのどんべえと暮らした日々2象の孤児院で受けた衝撃3動物たちの性研究4オオカミに魅了された理由5ゼブロイドを探しに~流石の文章力だとは思うもののキレがイマイチ。400×4のエッセイだから章全体のオチがないせいだろう。生きてて書籍化するなら補ってまとまりができたろうに、残念。ヒグマや象・オオカミに大怪我させられながら仲間として受け入れられ愛し愛される間柄となる。掲載雑誌プレイボーイを意識している。ソフトカバーだけど文庫でなくて単行本になって良かったけど、文庫本の方が書棚に長く留まれるかも知れないと今思った

Posted byブクログ

2024/03/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

<目次> 第1章  ヒグマのどんべえと暮らした日々 第2章  ゾウの孤児院で受けた衝撃 第3章  動物たちの性研究 第4章  オオカミに魅了された理由 第5章  ゼブロイドを探しに <内容> 「ムツ(ムツゴロウ)さん」こと畑正憲先生が「週刊プレイボーイ」に連載していた最後のもの。最後は自筆の絶筆が載っている。多少文章に揺らぎがあるが、テレビ時代から破天荒だったその行動(生態?)がよくわかる文である。動物を愛し、動物と対等に付き合ってきたムツゴロウさんの行動も気持ちもよくわかる。われわれ人間はあまりに傲慢であったことも…

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2024/01/29

幼い頃にテレビで見ることが多かったムツゴロウさん。タイトルだけを見て、動物とのほんわかした触れ合いをイメージして読むことにした。 しかし冒頭から、想像と真逆の内容であることを知り驚愕した。出版社が『週間プレイボーイ』だと知り納得。決して卑猥ではない、動物たちの性活動。ただ、ムツゴ...

幼い頃にテレビで見ることが多かったムツゴロウさん。タイトルだけを見て、動物とのほんわかした触れ合いをイメージして読むことにした。 しかし冒頭から、想像と真逆の内容であることを知り驚愕した。出版社が『週間プレイボーイ』だと知り納得。決して卑猥ではない、動物たちの性活動。ただ、ムツゴロウさんが破天荒過ぎて、思考がついていかなった。 動物愛が行き過ぎると、凡人には理解できない世界に到達するのである。

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2024/01/19

読み始めてすぐ、その体験のスケールの大きさに度肝を抜かれました。 これは、命が幾つあっても足りないのでは…? 87歳までよくご無事でいらっしゃったなと、ほんの少し回顧録を読んだだけでも奇跡だと思います。 予想はしてたけど、テレビではとても放映できないような体験を数え切れないほど...

読み始めてすぐ、その体験のスケールの大きさに度肝を抜かれました。 これは、命が幾つあっても足りないのでは…? 87歳までよくご無事でいらっしゃったなと、ほんの少し回顧録を読んだだけでも奇跡だと思います。 予想はしてたけど、テレビではとても放映できないような体験を数え切れないほどされていました。 動物の性を扱ったエピソードの数々。 一体どれ程の動物から求愛されたのでしょう…。 何もかも想像のはるか上、読んでも現実離れしすぎていてイメージするのが難しい。 これほどの動物愛と好奇心、何よりこれほど危険を顧みない方って世界中を探しても稀有だと思う。 本書を読んで、やっぱり畑さんは唯一無二の動物学者だと思いました。 幼い頃、ムツゴロウさんに憧れムツゴロウ王国に行きたくて、いつもテレビを楽しみに見ていました。

Posted byブクログ

2023/12/11

『週刊プレイボーイ』の連載だったからか 内容は 性愛に関係することが多く 動物と接する中で  ムツゴロウさんの興味の行きつくところは そこだったんですね イメージ的に あまり大っぴらに 言えなかったことを 書けて良かったと思います 学者さんなんでしょうけど やっぱり ムツゴロウ...

『週刊プレイボーイ』の連載だったからか 内容は 性愛に関係することが多く 動物と接する中で  ムツゴロウさんの興味の行きつくところは そこだったんですね イメージ的に あまり大っぴらに 言えなかったことを 書けて良かったと思います 学者さんなんでしょうけど やっぱり ムツゴロウさんは ムツゴロウさんであって 学者というくくりに収まらない 素晴らしい人だと思います

Posted byブクログ

2023/10/30
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ムツゴロウさんの動物王国をテレビで見て育った世代です。 ライオンや熊にかじられても常に笑顔で、いつの間にか彼らを手懐けてしまうムツゴロウさんは、子どもの私には魔法使いのように思えました。 「週間プレイボーイ」に約7年間執筆された本書は、「最後の」という名の通り、未完の直筆原稿で終わっています。 子どもが見るテレビ番組では描かれなかった、動物たちの性の話、ムツゴロウさんの笑顔の裏にあった覚悟など知ることができました。 「聞こえるかどうか分からない。伝わるかどうか分からない。だけど、相手にもそのかたまりがあり、二つの魂が響き合う。 私はその瞬間を求め、さぐり、泣きながら旅をしてきた。」p83 「対等!! 〜 私は勇みたっていた。死んでもいい、とさえ思った。というのは、動物のところへ行くのに、私は、劣等感を持ち続けていた。」p86 驚いた。あの、飄々としたムツゴロウさんから、劣等感なんて言葉を聞くとは。 ヒトであることに「大きな弱味」を感じなから、現場ではどんな痛みにも耐えてきたムツゴロウさん。「どうしても近づきたかった。彼らの心を知りたかった。」p87 「人の弱さで反応していたら、私の理想は実現出来ない。私は、動物になりたいのである。」p59 自らの理想を描いて、文字通り体を張って動物とヒトとの架け橋となってくれたムツゴロウさんに、深い尊敬と感謝を捧げます。​

Posted byブクログ

2023/10/27

往年のイメージよりも大幅にクセのある方らしいってことは知ってましたが、このほのぼの思い出話風なタイトルで動物の性・暴・性をこんなに押し出すことある!? と驚愕しました。週刊プレイボーイ連載だったと知って得心はいったけど。無二の本ではあった。

Posted byブクログ

2023/10/22

動物と言えばムツゴロウさん。 テレビでは中々語ることが出来なかった動物の性について興味深いことが沢山書かれています。 人間を含め動物にとって性はとても大切なものなんだなと感じました。 とても面白かったです。

Posted byブクログ