幸福人フー 僕の妻は「しあわせ」のお手本 の商品レビュー
本作は以前から気になっていて、偶然に図書館で見つけたので読みました。とてもラッキーです。 本作を読んで一番思ったのは、自分が抱えていた絶望感は、理想の高さから来ていたということです。坂口さんの奥さんであるフーちゃんの話を聞いて改めてそう思いました。自分に期待し過ぎていたからこそ...
本作は以前から気になっていて、偶然に図書館で見つけたので読みました。とてもラッキーです。 本作を読んで一番思ったのは、自分が抱えていた絶望感は、理想の高さから来ていたということです。坂口さんの奥さんであるフーちゃんの話を聞いて改めてそう思いました。自分に期待し過ぎていたからこそ、理想の自分になれなくて余計に苦しい。これからは、自分に期待し過ぎず生きていきたいです。 フーちゃんのように客観的で深く考えすぎないパートナーがいる坂口さんが羨ましいです。自分は性格がだいぶ坂口さんよりなので、そういう人がいないとダメなのかもしれません。 色々考えたり、人生を見直すきっかけがもらえて、読んで面白かったです。 これからも、坂口さんを応援していきます。
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最後まで読むと、フーさんだけが幸福人というわけではないことがわかる。 あくまで坂口恭平さんからみたらフーさんが幸福人に見えるだけで、フーさんからみたら坂口さんが幸福人に見えるんだと思う。 全く違う個性のある全く違う2人がお互いを通して自分の内側の良さを見つけ、うまくいかないこ...
最後まで読むと、フーさんだけが幸福人というわけではないことがわかる。 あくまで坂口恭平さんからみたらフーさんが幸福人に見えるだけで、フーさんからみたら坂口さんが幸福人に見えるんだと思う。 全く違う個性のある全く違う2人がお互いを通して自分の内側の良さを見つけ、うまくいかないことも助け合っていく姿が素敵だしそれこそが幸福なのかもしれないなと感じた。 自分は坂口さんのほうに共感しがちだったけれども中年となりフーさんの考え方のほうに移行してきている。 でもその2人ですら躁鬱病対策がわかってきたのが15年というからとても難しい病であることもわかった。
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こんな人でありたいな、なりたいな、と 漠然と思ってた人間像が、フーさんみたいな人だ!と読みながら浮かび上がってきました。 子どもへの接し方のヒント、お手本になりそうな 事例もたくさんあって、何度も読んで自分の中に フーさんのエッセンスを取り入れたい!と 思いました。
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3歩進んで2歩下がりながら、フーさんの人となりと、ふたりの距離感と、居心地のいい過ごし方を綴っている。 周りに左右されない気の持ち、少しずつ進む具体性、そしてあとがきにあるようなフーさん自身からのある種客観的な意見。 気ままなように見える生活の裏付けが少しずつ見えてくるのが楽しい...
3歩進んで2歩下がりながら、フーさんの人となりと、ふたりの距離感と、居心地のいい過ごし方を綴っている。 周りに左右されない気の持ち、少しずつ進む具体性、そしてあとがきにあるようなフーさん自身からのある種客観的な意見。 気ままなように見える生活の裏付けが少しずつ見えてくるのが楽しい。心の中にフーさんを一人置きたい気持ち。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
坂口恭平さんが自身の奥様にインタビューしたもの、とあるけど、実際には坂口さんが感じたことや言われたことを書いてるのが中心。最後のあとがきは奥様自身が書かれたようだけど。鬱の時も大変だけど、躁の時も大変だよなー。私だったら即離婚だな、と思ったけど、うまくやっている夫婦なんだろう。
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苦労をかけた奥さまへの謝罪と感謝の本。 浮気についてさらっと流していたけれど、他人事ながらかなりムカついた。 幸福人という命名はちょっと違和感あり。
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職場で悩みがなさそうでいつも穏やかな人がいる。 どんな生き方をしてるんだろう?って思ってたけど、そちら側をちょっと覗かせてもらった気になった。 不安がない人のヒントになったのが、 ・今を生きる ・人は人、自分は自分 ・人に干渉せず、程よい距離感 ・物事を慎重によく考えてから判断す...
職場で悩みがなさそうでいつも穏やかな人がいる。 どんな生き方をしてるんだろう?って思ってたけど、そちら側をちょっと覗かせてもらった気になった。 不安がない人のヒントになったのが、 ・今を生きる ・人は人、自分は自分 ・人に干渉せず、程よい距離感 ・物事を慎重によく考えてから判断する ・物を大事にし、増やさない ・感情の波が穏やか ・人にも自分にも期待しない ・人にも自分にも否定も肯定もしない ・自分の今までの経験で判断する ・人生どうにかなると思う ・信頼できる友人がいる ・話を聞いてくれる人がいる ・自分がされて嫌なことは人にしない ・今までなんとか生きてこられたから、これからも大丈夫という気持ち ・人に頼ることができる ・悩む前に具体的に行動する
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私はどちらかというと鬱っぽくなる恭平さん寄り、一方夫はとても淡々としていて、フーさん寄り。夫のことを理解する助けにもなりました。
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躁鬱人の坂口恭平恭平さんから見た、妻でもある幸福人フーさん像。自分が思ったのは、フーさんは「今、ここ」を生きる達人だな、ということ。人には個性があるけれど、彼女をヒントに生きていくのは可能なんじゃないかな、と思った。過去や未来を棚上げにし、保留する力というものがあるのだな。
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著者の本にはいつも勇気付けられます。 そして、その源が奥様のフーさんなのですね。そう考えると私も妻に依存しているのかもしれません。モヤモヤが少し晴れた気がします。
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