粋な色 野暮な色 の商品レビュー
2024.8.14 読了。 江戸彩り見立て帖シリーズ第三弾。 1作目、2作目でお彩に色の才があると塚田屋の右近が認め、お彩や右近の家庭問題を取り上げ主要な登場人物の抱える問題をやんわりとみせていたが、今作はお彩の彩り見立てを深堀していたように思う。 着物や日本色名に詳しくな...
2024.8.14 読了。 江戸彩り見立て帖シリーズ第三弾。 1作目、2作目でお彩に色の才があると塚田屋の右近が認め、お彩や右近の家庭問題を取り上げ主要な登場人物の抱える問題をやんわりとみせていたが、今作はお彩の彩り見立てを深堀していたように思う。 着物や日本色名に詳しくないので微妙な色の違いの話にはついていけなかったが作者が江戸時代の着物や色についてすごく勉強しているのだろうなぁと思った。 今回は図書館で借りて読んだが、日本色名も着物ももっと知りたくなったので今度は購入して読んでみようかな?と考え中。
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オール讀物で連載されているので読み終わっているが、面白いので文庫本を読み直し。 シリーズも3作目となるが、色に関しての話題なのだが、自分自身は色に疎く具体的イメージが出てこないのが難点。 主人公のお彩と京都生まれの右近とのやり取りが面白く、回を追うごとに接近するところが楽しみ。 ...
オール讀物で連載されているので読み終わっているが、面白いので文庫本を読み直し。 シリーズも3作目となるが、色に関しての話題なのだが、自分自身は色に疎く具体的イメージが出てこないのが難点。 主人公のお彩と京都生まれの右近とのやり取りが面白く、回を追うごとに接近するところが楽しみ。 今回も豊富な右近の知識に助けられるお彩。勤めている塚田屋の悪主人の悪巧みである特別な色でのブームを作る難題も無事達成したようで、色に関して感覚が優れているお彩と策略好きの右近の完全勝利にホッとする。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
野暮なコーディネートがあるのは感覚として理解していましたが、野暮な色があることは初めて知りました。 深川鼠が流行するか否かに加えて、お伊勢の恋話が絡んできて、どちらもどちらに転ぶのか、次第にページをめくるのが速くなっていきました。
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江戸彩り見立て帖シリーズ第3巻。 江戸のカラーコーディネーターお彩が主人公のこのシリーズ、好きです。 右近とのバディも良いかんじ。 前巻からの続きとなる前半部分は、流行りを生み出す大変さが描かれていて興味深かった。 嫌な男だと思っていた刈安が意外とデキる男?!の片鱗を覗かせる...
江戸彩り見立て帖シリーズ第3巻。 江戸のカラーコーディネーターお彩が主人公のこのシリーズ、好きです。 右近とのバディも良いかんじ。 前巻からの続きとなる前半部分は、流行りを生み出す大変さが描かれていて興味深かった。 嫌な男だと思っていた刈安が意外とデキる男?!の片鱗を覗かせるのも気になるところ。 続きが気になります!
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設定思い出すのにちょい時間かかってけど(笑)最後にいけすかん男がしっかりとっちめられててすっきりー!#読了
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天性の色彩感覚を持ち、色のことになると寝食忘れてしまう江戸っ子・お彩。 その才能に目をつけた、煮ても焼いても食えない京男・右近。 凸凹バディもいよいよ絶好調! 右近に押し切られ、塚田屋で呉服の色見立てを始めたお彩。 妾腹の弟である右近を目の敵にしている塚田屋の主人は、 「新しい...
天性の色彩感覚を持ち、色のことになると寝食忘れてしまう江戸っ子・お彩。 その才能に目をつけた、煮ても焼いても食えない京男・右近。 凸凹バディもいよいよ絶好調! 右近に押し切られ、塚田屋で呉服の色見立てを始めたお彩。 妾腹の弟である右近を目の敵にしている塚田屋の主人は、 「新しい流行り色を作れ」と無理難題を出す。 お彩と右近は、気風のいい辰巳芸者の蔦吉に助けを求めようとするが、 けんもほろろな塩対応で取りつく島もない。 しかし、右近には何やら秘策があるようで……。 一方、近所の油店・香乃屋のお伊勢には、対照的な二人の婿候補が登場。 濃紺の小袖も粋な弥助は若い娘たちにも大人気。 一方、野暮天の文次郎は、野暮だとされる浅葱色が好きで、 娘たちに「浅葱色」と陰でこっそり呼ばれている始末。 はたして、恋の勝者は……? 色は奇跡を起こせるか? 江戸の色彩の奥深さが話題、 文庫オリジナルシリーズ第三弾!
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前巻からの『流行り色を作り出す』という難題と進退に決着。 江戸での浅葱色の評価の厳しさや、名前を変えるだけで映える色の面白さ、そして東女彩と京男右近のやり取りも冴え渡り楽しい今巻でした。
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「江戸彩り見立て帖」シリーズ第三弾。 今作も安定の面白さ。 文次郎さん好きだなぁ。周りの評価を気にせず、自分が選んだ色を好きだと言える人。着飾ることに関心がなくてもサッパリして清々しい!お伊勢ちゃんとの関係が良いモノになることをこれからも密かに応援します! 早く次作が読みたい!
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塚田屋で呉服の色見立てを始めたお彩は、塚田屋の 主人の無理難題に辰巳芸者の鳶吉の助けを 借りようとする。一方、近所の油店・香乃屋の お伊勢には対照的な2人の婿候補が登場し…。
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「粋な色 野暮な色」の章の最後の言葉「〜綺麗な色だと思うんですけどね」がよかったです。他の人の意見じゃなく、自分が感じることに誠実。最後にそれが自分に返ってくるのもよかったです。
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