たゆたう の商品レビュー

長濱ねる(著者)

2024/06/06

①2024/06/05読了
“同世代の感性を覗き見、安心した”

長濱ねる著『たゆたう』
著者の日々のエピソードを中心としたエッセイ集

同世代の人が著したエッセイ集を読むのは本作品が初であり、同世代の人が何をして何を考えているのかを高解像度で経験させてもらった。
芸能界という遠い世界にいる人間の生活という面においても、その実態を少し垣間見れてよかった。
友達との会話の中では語らないような本来の日常を追体験でき、自分との生活と照らし合わせてみるのが面白かった。

2024/05/22

勝手ながら、ねるちゃんにはどことなく自分と通ずる部分があると思ってる。読んでて共感できる部分もたくさんあった。
グループに入ったときから特殊な境遇を歩まざるを得なくなって、たくさん辛いことや耐えられなかったこともあったんだろうな、と改めて思わされた。

2024/04/21

顔が好きでねるちゃんのこと知りたいと思って読み始めたけどとても共感できる部分が多かった。いい意味で庶民らしい感覚を持っている。これからも大切にしたい言葉が綴られていた。私もねるちゃんのような心の持ち主になりたい。そしてやっぱり「RRR」気になる。

2024/04/14

7ルールで彼女の存在を認識した。ふわふわした見た目とは裏腹にどう？と話を向けられるとつたなくても自分の言葉で伝えようとする子だなと感じた。そして、その彼女が「ダ・ヴィンチ」でエッセイを書いているあの子だと認知が進んだら、面白い子だなと意識が変わった。その彼女、長濱ねるさんのエッセイが文庫化された。その若さでこんなにも言語化することができるのかという驚きと、何歳やねんあなた？と思うような考え方。面白い子やな。

2024/04/10

優しい文体でスッと身体に染み渡ってきた。エッセイの連載終わってしまったらしくて悲しい。またいつか新しいねるさんを読んでみたい。

2024/04/07

ねるちゃんの書く文章がとても好きです。
ところどころ、私か！？と思うような感情もあったり
ありのままの素直な感情が文章にされてて、
涙がでたり笑ったりうなづいたり心があったかくなる
そんな素敵な本でした。素敵な本に出会えて嬉しいです。

2024/03/31

エッセイを書く人はメタ認知が強い人だろうと、勝手に共感してしまう。
なんとなく惹かれるものが前からあったけど、文章を読んで更に(勝手な)親近感を持ってしまう。
出てくる人たちの名前も(こちらも勝手に)信用できる人たちばかりで嬉しくなった。
人との会話でどう返すのが正解だったのかを反芻させて落ち込んでしまうのは止められない。

2024/03/09

生きていく日々の中で
声に出さずとも毎日毎日頭の中では
思考が飛び交っているけれど

長濱ねるさんのそんな日々の思考を
覗き見た気持ち

日々の出来事に自分の頭の中をクロスさせている文章
あー繋がっていると思わされるエピソード
面白かったです

2024/03/06

読みやすかった。
大好きなねるちゃんの心の内を少し共有してもらえた気がした。
もっとねるちゃんのエッセイ読みたいよ〜

2024/03/02

父が心臓の手術をすることになり、待っている間、大学病院のコンビニに行ってみたら、この本が売っていた。長濱ねるは元アイドルのイメージが強くて、本を書いたりするんだろうか？時間があるし、読んでみるか。が本を買った正直な感想。
でも、読んでみると、どんどん引き込まれていった。面白かった。感受性豊かで優しい人なんだろうなと思う。西加奈子が好きなのと、アイスランド音楽が好きなのは共通していた。ファンになった。