あの日のこと の商品レビュー
〝1945年8月9日、 あの日のことを、私は決して忘れることはできません。・・・私は14歳で、長崎高等女学校の三年生。父と母、小六の弟と妹、三歳の弟と暮らしていました。長男の兄は、海軍飛行予科練習生に志願し、家にはいませんでした。私は、学徒動員で兵器製作所で働いていました・・・。...
〝1945年8月9日、 あの日のことを、私は決して忘れることはできません。・・・私は14歳で、長崎高等女学校の三年生。父と母、小六の弟と妹、三歳の弟と暮らしていました。長男の兄は、海軍飛行予科練習生に志願し、家にはいませんでした。私は、学徒動員で兵器製作所で働いていました・・・。午前11時2分、海軍港長崎での被爆、直後の機銃掃射、夥しい死体の山…〟92歳(2023年当時)で、今なお「語り部」を続ける女性の経験から、戦争の愚かさ、平和への祈りを伝える1冊。(全文英訳付)
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