キャラ営業の極意 の商品レビュー
【概略】 「完璧な商品説明をしたのに契約とれなかった」「何度も会ってるのに、また名刺交換された」営業をしていると、時に残念な結果に陥ることがある。その結果、自身のキャラクターや特性を知ることで良い方向に転換できるのではないか?元リクルートのトップセールスで、現在は漫画家・イラス...
【概略】 「完璧な商品説明をしたのに契約とれなかった」「何度も会ってるのに、また名刺交換された」営業をしていると、時に残念な結果に陥ることがある。その結果、自身のキャラクターや特性を知ることで良い方向に転換できるのではないか?元リクルートのトップセールスで、現在は漫画家・イラストレーターが自身の経験を元に紹介するのがキャラ営業。敵(お客さま)を知り、己を知れば・・・。 2024年03月15日 読了 【書評】 「喜餅さん、これ読んでみてください」とプレゼントしてもらった。ありがとうございます。 ちょうど現在、ファシリテーターとしてのお仕事のうち自分とは違うスタイルの営業さん達が集まる中でチームビルディングをしている最中であるため、凄くありがたいタイミングで読ませてもらったね。感謝。 モノを売る、しかもその商品が他社のものと差別感を図ることができていない状態(圧倒的なものなら売りに行く必要ないものね)であったり、サービスといった無形なものを提案しなくてはいけない場合、かなりの確率で「あなただから買う」みたいなことが起きる。その一助となってくれる本だね。 (前提で、自分はスーパー営業でもないし、なんならそんなに営業経験は、ない)たまたまこの本を読み終えた日の夜に開催されたプレゼンテーションコンペ(自分は選ぶ側:お客さんのサポート)があって。そこでは商品ではなく、工事というサービスを競うものでね。純粋に一番低い価格のところが獲得・・・とはならない結果になったのだよね。この本を思い出しながら、「あぁ、決定的な差なんてなかったな。本当に些細なコトでの違いだ。会社のキャラ、担当者のキャラ、現場監督のキャラの出し方の問題だな」なんて思ってみてたよ。 本書では、もちろん相手であるお客さんのタイプによってアプローチ(話し方など)を変える必要性への言及はあれど、タイトルのとおり自身を見つめ、その長所・特性を知り、活かそうという趣旨で終始進められている。それが色であったり話し方であったりと、着眼点は多岐に渡る。本書内では、チェックシート・問診表のような形でそのヒントを得るための道しるべもあったりするから、興味のある方は活用してみるとよいかも。 キャラ設定(「設定」とするとどこか人工的に作ってる・・・ブランディングの感じがしちゃうな)をしていく、定着させていくにあたり、お付き合いの仕方が難しそうだなと思ったのが、「〇〇(あなた)ってさぁ、△△だよねぇ」という友人・知人・同僚・先輩・上司のコメント。時に自身では気づかない長所を見出してくれる一言でもあるのだけれど、定着させようとしているタイミングで言われてしまうと迷いにつながってしまうよね。ある意味、「まだ定着しきれてない、ぎこちないからそういうコメントが出ているのだ」という観測データのように捉えることができるといいのだけど「うっ・・・やっぱりそうかな、ダメかな」と思ってしまうと、なかなかに辛い。結果を早く出したいけれど、時間がかかるものなのだと、自分に言い聞かせながら進めるといいのかもね。 さっき紹介したプレゼンコンペの部分と本書をつなげた形で言わせてもらうならば、「キャラ」という大きなもの・抽象的なものをドラスティックドラマティックに変えようというよりも、方向性としては「こっち(あっち)を向く」ぐらいなイメージにしておいて、その方向性に沿った「まずは〇〇」と、小さな一歩を積み上げて小さなABテストを増やしていくことがいいのかなと思った。それほどまでに今回のコンペは僅差での、しかも本当に残念な違いで選ばれなかった会社があるから。 よし、喜餅は新年度から毎日・・・着物で生活することにするよ(マテ ※でも案外と周囲から一番言われる提案だったりする(笑)市役所や取引先へも着物で行く姿・・・想像できない(笑)
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なうで私に必要なビジネス書。漫画付きでとても読みやすいのに内容は濃い。周りと自分をよく見ること、営業スタイルの常識も様々な事例紹介でぶち壊されてタメになった。初めてみる理論もあり、さすが過ぎる。
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