ビッチな動物たち の商品レビュー
これまでの性について考え方、捉え方を考え直させる内容。良い発見だった。 男は能動、女は受動などの世界観は人間が作り出しただけであると。生物を見渡すと雌が主導だったり、性転換、雌のみの生物がユーモアを絡めて紹介されている。読みやすいがちょっとボリューが多い。 実は生き物はLGBTQ...
これまでの性について考え方、捉え方を考え直させる内容。良い発見だった。 男は能動、女は受動などの世界観は人間が作り出しただけであると。生物を見渡すと雌が主導だったり、性転換、雌のみの生物がユーモアを絡めて紹介されている。読みやすいがちょっとボリューが多い。 実は生き物はLGBTQがあって当たり前なのかも。人が勝手に区別し男は男らしく的に縛って来たただけで。
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《動物の性を知る素晴らしい一冊》 「強権なオス」「温厚なメス」「母性本能」といったステレオタイプを様々な動物の性の実態をもとに否定する動物の性戦略の本。サメ、サル、ゾウなど動物のセックス、生殖器官のリアルを書き、多くの動物でメスが強権的で乱交好きであることが分かる。研究者のノンフ...
《動物の性を知る素晴らしい一冊》 「強権なオス」「温厚なメス」「母性本能」といったステレオタイプを様々な動物の性の実態をもとに否定する動物の性戦略の本。サメ、サル、ゾウなど動物のセックス、生殖器官のリアルを書き、多くの動物でメスが強権的で乱交好きであることが分かる。研究者のノンフィクションで、ユーモアある文章を読む手が止まらない。 30ページに及ぶ原注・参考文献が本著の科学性を支持してくれる。
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