髑髏銭(上巻) の商品レビュー

角田喜久雄(著者)

2024/03/11

THE・時代劇！
文章から映像が脳内再生されるよう。
少し独特な文章、というか漢字ひらがなの配置が印象に残ります。

上巻終盤にさしかかるにつれ、それぞれの登場人物の背景が見え隠れしだしさらなる物語の展開がきたいされます。

春陽文庫、初めて手に取りましたが結構なお値段です。が、装丁がとても魅力的です。

2023/09/03

角田喜久夫さん「髑髏銭」
上巻を読み終わった後、
角田喜久夫さんはいつ頃ご活躍された作家さんなんだろう‥とふと思った。
（本も作家さんも詳しくなくて、失礼な事をすみません。）

時代小説っぽいタイトルと表紙から、難解な言葉が出てくるのかなぁと思いきや、なんだかとても読みやすくて、サクサクとお話が進んでいく。おもしろい。
ミステリー、恋愛、時代小説、伝奇小説、色々な要素が含まれている。
うーん、上手くいえないのだけど昔TVで観ていた『必殺仕事人』の世界観や雰囲気が少し漂っているような…気がする^^;

上巻では登場人物の素性が半分ぐらいわかり、
下巻では髑髏銭と黒猫の謎が一気に解けていくのかなぁ。楽しみだけど続きは我慢我慢。
試験前に長すぎる息抜き、
またやってしまった_(:3 」∠)_ﾔﾊﾞｲｵﾜｯﾀ

えっと、息抜きに読むには夢中になりすぎてしまうので要注意の作品です。