こぶたのブランドのおはなし の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ピーター・ラビットシリーズの十五巻目ですね。 こぶたの冒険のお話です。 これまでのピーター・ラビットシリーズの中でも、長いお話になります。ビアトリクス・ポター自身が作品の中に登場して、お話が始まります。 ポターの農場に、ペティートおばさんという名前の、ぶたがいました。ペティートおばさんには、八ひきのこぶたがいました。こぶたがあまりにいたずらをするので、ポターはペティートおばさんに「おりこうなプッチは家において、ほかの子たちはよそにやります」とつげました。こぶたのブランドとアレクサンダーは、市場にやられることになりました。 こぶたのブランドの冒険の始まりです。 イソップのお話のような、人間とぶたの駆け引きが面白い作品です。 ぶたのペティートおばさんが、こぶたと別れるシーンは、涙を誘います。まるで独り立ちして都会に出ていく子供を見送るような、映画の一シーンを彷彿させますね。別の農園の意地悪なおじさんに捕まって、逃げ出す駆け引きも面白い作品です。ディズニーの作品にしても良いくらいですね。 もちろんビアトリクス・ポターの素敵な絵も見逃せません。これまで未公開だった絵も寄せられています。ハッピーエンドになっているのも嬉しいですね。
Posted by
- 1