契り橋 あきない世傳 金と銀 特別巻(上) の商品レビュー
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本編を読み終わった後処分してしまったので、この番外編は図書館で借りた。 途中まで本を見返しつつ感想書いていたけど……飽き性でごめん。 その書いていた分だけup。 追記 髙田さん……紙媒体にこだわるのは理解できるんです。でも、同じ眼疾患持ちとしては……電子書籍欲しいよう……。 ----- 第一話 風を抱く 五鈴屋元五代目店主・惣次(現井筒屋三代目店主)視点の話。 惣ぼんのことはすごく気になっていたので、嬉しかったなあ。 彼もひねくれてはいるけど、萌え要素もあるし、(見かけは良くない設定だけど、言動に格好良さがあるんだよね。)登場人物としては嫌いじゃないんです。 多分祖母の富久さんが長男を甘やかしてなきゃ、次男の彼はこうなってなかった……のかな。 そんな彼にとって、岳父と妻は救いの存在だったんだろうな。ほろりと来ました。 あと今更気づいたんですが、「井筒屋」と「五鈴屋」、屋号の読みが似てるのも……縁なのかな。 幸とは上手く行かなかったけど、仕方ない。現代だって、自分よりも能力の高い彼女妻を疎む彼氏夫は少なくない。 【登場する色・柄・織りなど】 p.11 紅鬱金 p.32 朽葉色、鉛色 p.34 薄紅色 p.41 風通織、三つ輪違い p.53 櫨染色、小格子縞 p.68 薄花色、銀鼠 p.74 松葉色 ----- 第二話 はた結び 五鈴屋江戸本店支配人・佐助の話。 まずはお梅どんの存在にほっこりしつつ、佐助どんが辿り着いた口入屋(人材屋)が……おそらく「みをつくし」のりうさん夫婦の店なんでしょうね。ここで繋げましたか、とにやり。 しかもここで佐助どん、思いがけない出会いもしてしまうという。 p.86 王子茶 p.108 流水紋様、花浅葱
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あきない世傳特別編、上巻。 惣次、佐助、お竹、賢輔を主人公にしたスピンオフ作品。 惣次が五鈴屋を出奔した後に江戸で井筒屋三代目保晴になるまでの物語「風を抱く」を読んで、惣次は仕事はできるが人間的にはダメだなって思ってたけど、誰もが振り返る美人で頭もよくて誰にも好かれて…っていう...
あきない世傳特別編、上巻。 惣次、佐助、お竹、賢輔を主人公にしたスピンオフ作品。 惣次が五鈴屋を出奔した後に江戸で井筒屋三代目保晴になるまでの物語「風を抱く」を読んで、惣次は仕事はできるが人間的にはダメだなって思ってたけど、誰もが振り返る美人で頭もよくて誰にも好かれて…っていう完璧超人な幸の前ではそりゃああなるのも仕方なかったかもしれない…と考えを改めた。というか、私は幸のそういう作り物めいたところが心の底ではあんまり好きじゃなかったんだな、って気づかされた(気付きとうなかった)きっと私は惣次や結側の人間なんだろう。 上記の理由で賢輔が長年の想いを遂げて幸と夫婦になる胸熱展開のはずの「契り橋」もいまいち刺さらず… とはいえ長い間追ってきたシリーズなので、登場人物のその後を知れたのはうれしい。お竹さん長生きしてくれ。 下巻に続く。
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スピンオフ作品 五鈴屋を出奔した後の惣ぼんがいかにして井筒屋三代目保晴になったのか 賢輔は五鈴屋九台目になるのか など、本編では描かれなかった登場人物一人にスポットを当てて掘り下げる。 賢輔、良かったね。
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あきない世傳金と銀の言わばスピンオフである。 惣次、佐助、お竹、賢輔にスポットライトが当てられている。あの出来事の裏ではこんな事が起こっていたのかと、違った視点で見られて感慨深い。
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う〜ん やっぱりい良い!! 特別編では、主な登場人物に焦点をあて、深く掘り下げられてる。 天満を離れてからの惣ぼんさんの想い。 佐助のロマンス。 お竹どんの葛藤。 そして、賢輔の決意。 五鈴屋を取り巻く皆さんの優しさには、いつも癒される。 幸!! 大きな夢の橋、掛けておく...
う〜ん やっぱりい良い!! 特別編では、主な登場人物に焦点をあて、深く掘り下げられてる。 天満を離れてからの惣ぼんさんの想い。 佐助のロマンス。 お竹どんの葛藤。 そして、賢輔の決意。 五鈴屋を取り巻く皆さんの優しさには、いつも癒される。 幸!! 大きな夢の橋、掛けておくれやす。 下巻が楽しみでならないっ!
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幸の元夫・惣次は出奔後、 そんなふうにしてのし上がっていったのね…。 支配人佐助が慕っていた人と あんなかたちで再会するなんて…。 小頭役お竹は老いていく中でも こんなふうに人生の終いかたを選ぶとは…。 丁稚の頃から四十歳になるまで 賢輔がご寮さんへ抱き続けた 秘めた想いはどうな...
幸の元夫・惣次は出奔後、 そんなふうにしてのし上がっていったのね…。 支配人佐助が慕っていた人と あんなかたちで再会するなんて…。 小頭役お竹は老いていく中でも こんなふうに人生の終いかたを選ぶとは…。 丁稚の頃から四十歳になるまで 賢輔がご寮さんへ抱き続けた 秘めた想いはどうなふうに伝わるのか…。 本編では語られなかったことや その後を描く展開に、 「あきない世傳 金と銀」のファンならば 垂涎まちがいなしのスピンオフ上巻になっています。 本作の中で大切なアイテムになっている『月白の手巾』。 月白色は、月の光を思わせる薄い青みを含んだ白色のことだそうです。 あの二人にお似合いの色だなと改めて思うのでした。
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あきない世傳金と銀を13巻まで読んで、賢輔と幸のその後が気になっていたのでこの特別巻で描かれてたのはとてもよく、幸せな気持ちになれた。 全部で4つの短編だったが、惣次の江戸での両替商になるいきさつや支配人佐助の恋物語、お竹の決意とあとの3編も本編でちょっと触れながらも詳細はわからなかった話だったので、よかった。惣次の「しゃないな(しかたない)」の口ぐせが印象的だった。
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幸以外の主要人物に焦点を当てた後日談的短編集(その1)。 長い物語の中で,それぞれのメインの登場人物にも愛着が湧いてくるわけで,その人達のその後はとても気になるし,この話がなければ真に完結したとは思えないので,とても良い作品。 「風を抱く」 惣次が主役の話。本編では五鈴屋出奔後について惣次視点の話がなかったので,後日談ではないが,裏で何があったのか種明かし的なお話。 「はた結び」 江戸本店支配人佐助が主役。江戸店準備で江戸に出てきた時,世話になった近江屋江戸店の近所の店で働いていた「さよ」との話は本編にもちょこっと出てきたが,それにまつわる後日譚。 「百代の過客」 お竹が主役の話。「はた結び」から数ヶ月後ということで,お竹も喜寿目前。お竹の人生の幸せは何かを考えるお話。大七にも転機が。 「契り橋」 「百代の過客」から2年後くらい。 賢輔が主役の話,となれば,本編を読み通した人にはどんな話かすぐ分かるであろう。これがなければ「あきない世傅」は終われない。
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惣次が三代目保晴になるまでを書いているお話。 佐助の想い人さよのその後が分かり、そして未来へ歩き出すお話。 老いを自覚するお竹、柳井先生からの預かり子・大七と白鳳医師のお話。 賢輔の長い秘めた想いの行方を描くお話。
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惣次が江戸に出て、いかにして井筒屋二代目となったかと、井筒屋保晴となった惣次の胸の内が描かれた「風を抱く」 江戸店支配人佐助の、今までとこれからを描く「はた結び」 75歳になったお竹の思いを主軸に、医者の道善が五鈴屋に託した大七の行く末を描く「百代の過客」 賢輔が、かつて両...
惣次が江戸に出て、いかにして井筒屋二代目となったかと、井筒屋保晴となった惣次の胸の内が描かれた「風を抱く」 江戸店支配人佐助の、今までとこれからを描く「はた結び」 75歳になったお竹の思いを主軸に、医者の道善が五鈴屋に託した大七の行く末を描く「百代の過客」 賢輔が、かつて両国橋で「私は何があったかて、ご寮さんのお側を離れず、生涯をかけて、金を生かす銀となります。」と幸に誓った言葉があった。賢輔は五鈴屋九代目として立つ決意を固めるのだが・・・。
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