在宅医が伝えたい「幸せな最期」を過ごすために大切な21のこと の商品レビュー
そろそろ高齢者認定される自分と、86歳の母にとって、終末医療には大いに関心がある。この本は、老衰と癌による終末医療の例を多く取り上げ、その末期に立ち会った在宅医が有用な情報とご自身の考えを述べられている。親にとってはかなり身近な話だけど、自身の緩和ケアや医療については何ら考えては...
そろそろ高齢者認定される自分と、86歳の母にとって、終末医療には大いに関心がある。この本は、老衰と癌による終末医療の例を多く取り上げ、その末期に立ち会った在宅医が有用な情報とご自身の考えを述べられている。親にとってはかなり身近な話だけど、自身の緩和ケアや医療については何ら考えてはいない。まったく他人任せだ。そう簡単にぽっくりとはいかないのだよ。中村先生が書かれていることを参考に、母の終末期と向き合っていきたい。 自分については、そろそろ残り時間が見えてきたので、自分がしたいことを明確にして悔いが残らないようにすごしたい。認知機能が衰えるまでにどれだけの本を読めるか(聴けるか)の挑戦もその一つ。一冊一冊との出会いを大切にするために、こうして感想を書いているのもその一つ。あ~、本が読めなくなると、内容を理解できなくなると、ほんとさみしいな。 自分がいよいよ終末期になると、今とは状況が異なると思うので、終末医療については今後も情報を得ていきたい。ただ、実際に出会える在宅医がどのような考え方なのか分からない。みんながみんな、中村先生のようではない気がする。
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家族を介護してる人も、まだそうでない人にも 全世代の人に読んでほしい。 知ってると知らないとでは、最期の結果が大きく変わってしまう。 日本では「死」について話すことはタブーとされてる風潮があるかもしれないが、満足できたと思える最後をつかるためには心構えや準備、そして知識が武器とな...
家族を介護してる人も、まだそうでない人にも 全世代の人に読んでほしい。 知ってると知らないとでは、最期の結果が大きく変わってしまう。 日本では「死」について話すことはタブーとされてる風潮があるかもしれないが、満足できたと思える最後をつかるためには心構えや準備、そして知識が武器となり守ってくれる。 「自宅で亡くなると警察が入る」は誤認。 明らかに老衰、病気で亡くなったとわかる家庭があれば大丈夫。ただ、心肺停止して救急車を呼ぶと、警察の検死に回されるため、在宅医や訪問看護などの緊急連絡先に1番に電話すること。
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