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東大の良問10に学ぶ 世界史の思考法 の商品レビュー

3.5

2件のお客様レビュー

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2024/01/13

 いつも利用している図書館の新着本リストで目についたのでの手に取ってみました。  東大入試の世界史の論述問題は、様々な国や地域を舞台にした政治史・経済史・社会史・文化史等のジャンルを横断的に理解していないと対応できないユニークな切り口の提示が特徴的です。  本書は、その東大入試の...

 いつも利用している図書館の新着本リストで目についたのでの手に取ってみました。  東大入試の世界史の論述問題は、様々な国や地域を舞台にした政治史・経済史・社会史・文化史等のジャンルを横断的に理解していないと対応できないユニークな切り口の提示が特徴的です。  本書は、その東大入試の問題を材料に、“世界史を俯瞰的・横断的に理解するための思考法” を解説しようとチャレンジしたなかなかの意欲作です。

Posted byブクログ

2023/09/25

<目次> 第1章  ローマ・中国における「古代帝国」成立までの経緯 第2章  中世地中海世界の3つの文化圏 第3章  11世紀から19世紀までに生じた農業生産の変化とその意義 第4章  パクス・ブリタニカへの組み込まれと対抗 第5章  ロシアの対外政策がユーラシアにもたらした変化...

<目次> 第1章  ローマ・中国における「古代帝国」成立までの経緯 第2章  中世地中海世界の3つの文化圏 第3章  11世紀から19世紀までに生じた農業生産の変化とその意義 第4章  パクス・ブリタニカへの組み込まれと対抗 第5章  ロシアの対外政策がユーラシアにもたらした変化 第6章  東アジアの伝統的な国際関係と近代におけるその変容 第7章  近代ユーラシア・アメリカの政体変容 第8章  男性中心の社会で活躍した女性と2つの運動 第9章  第二次世界大戦中に生じた出来事が、1950年代までの世界に与えた影響 第10章  1970年代後半から1980年代にかけての、東アジア、中東、中米・南米の政治状況の変化 <内容> 相沢理の『東大のディープな日本史』シリーズはなかなか面白かったが、それの世界史編。東大から入試について様々な本を出している,西岡壱誠が監修しているので、ポイントは十分に抑えられているだろう。また各章のタイトルを見ることで、今日本の世界史業界(こんな言葉はあるか?)、HOTなジャンルが見えてくる。解説もすんなり頭に入るので、受験生にもお勧め!

Posted byブクログ