PURPOSE+PROFIT パーパス+利益のマネジメント の商品レビュー
ESG、サステナビリティ、、、 企業の責任が利益追求だけだった時代はもう終わった。潮目が変わった。 それはデータで裏付けできる。 著者はそういう。 なぜか何回もミルトン・フリードマンが引き合いに出される。 「企業の社会的責任は利潤を増やすこと」ということばとともに。 私はフリード...
ESG、サステナビリティ、、、 企業の責任が利益追求だけだった時代はもう終わった。潮目が変わった。 それはデータで裏付けできる。 著者はそういう。 なぜか何回もミルトン・フリードマンが引き合いに出される。 「企業の社会的責任は利潤を増やすこと」ということばとともに。 私はフリードマンが大好きなので、ん?と思う。 著者は必ずしもフリードマンを否定していない。 企業がESGに取り組むことで、利潤が減る、という見方は既に古く、 ESGへの取り組みのスピード、量によって、利潤に差が出る、 経営者はそこを失敗すれば馘にもなる、 と言っているのだ。 正直ほんまかいな?と思うところもある。 物言う株主は、そんないい人たちなのか? 地球思いなのか? ディズニーランドの株を売れ、と京成電鉄に行っている株主は、 地球のことを考えていっているのか? ・・・もしかしたらそうなのかもしれない。 本業に投資して、サステナブルな鉄道事業、、、 どうしても懐疑的になってしまう。 あの合理的、というか、独善的なアメリカが、 そんな神さまみたいな判断ができるのか。 トランプ前大統領みたいな、地球温暖化などない! と言っている金持ちも多いのではなかろうか。 しかししかし、確かに信じたい。 目の前のカネだけを追う人ばかりではないと。 未来の地球を美しい姿で自分の子孫に残したい、 そういう、ある意味本能に従う人たちが多数派であることを。 あれ? パーパスが主役の本ではないのかな? ESG、サステナビリティなどを前面に打ち出すのがその企業のパーパス、 ということなのかな。 読みこみきれていなかったかな、、、
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