日本の祭り 解剖図鑑 最新版 の商品レビュー
日本全国津々浦々にお祭りが存在する。 しかるに日本人は祭り好き、それにかこつけての飲酒が好きなのかもしれない。 本書では、季節ごとに各都道府県からひとつずつの祭りを選んでいるが、それがその都道府県を代表する祭りというわけではなく、きわめてマイナーな祭りまで載せている理由は、小さ...
日本全国津々浦々にお祭りが存在する。 しかるに日本人は祭り好き、それにかこつけての飲酒が好きなのかもしれない。 本書では、季節ごとに各都道府県からひとつずつの祭りを選んでいるが、それがその都道府県を代表する祭りというわけではなく、きわめてマイナーな祭りまで載せている理由は、小さな祭りを含めて、著者が魅力を感じたものなのだろう。 改めて日本の祭りの懐の深さを感じた。 バラエティーに富んだ祭りにおける表現力は、驚嘆ものだ。昔は人伝でしか祭りの伝播はなかったはずで、だからルーツが同じでも、ある程度の変化はあるだろう。 しかし、似ても似つかない祭りが各地に存在するというのは、どういうことなんだろう。 お米を中心とした食べ物の豊作を祈り、また恵みに感謝する。仏さまや八百万の神々に感謝するという興りはあるし、多いように思うが、それだけには留まらない。 それにしても、素晴らしい日本の文化だな。 各地に行くなら、お祭りのタイミングを考えたい。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
新刊案内で気になった『日本の祭り 解剖図鑑』(久保田裕道)。 子どもの頃から祭りの雰囲気が好きで、 大人になってからではあるものの、京都祇園祭や青森ねぶた祭、大阪岸和田だんじり等々……ポツポツ行ったり。 ただ本書を読んだ時、「自分の祭りレベルがまだまだあまい」という事に気づいてしまった。 日本にどんだけ祭りがあるんだって思うくらいある…。 これからは、場所だけじゃなくてイベント目当ての旅ができそうでワクワクしてきた。
Posted by
- 1